B.J.ペンとの特訓の成果は試合で出せるか?


柔道技・肩固めを報道陣の前で披露


スパーリングパートナーは門馬秀貴

今回の試合に備えて、ハワイのB.J.ペンの元に修行に行っていた秋山は「寝技のこつを少しだけ教えてもらった。こちらもギブアンドテイクで柔道の技を教えた」と技術交流を図ってきたことを告白。「行くのと行かないのでは全然違う」と以前よりも自信を付けてきた模様だ。

 しかし、問題は全くと言っていいほど、対戦相手のカール“トゥームストーン”トゥーミィーの情報がないこと。今のところ入っている情報は、写真と総合3戦3勝、ムエタイ6戦5勝1敗という戦績だけだ。ところが秋山は「写真を見ただけだが、相手のウェストと胸幅が薄いので掴みやすい」と体型から弱点を分析。今回は体重差もなく、2試合経験を積んだ分余裕があり、情報のない未知の強豪相手にも全く臆する様子はない。

 ここのところ、柔道家の総合格闘技での惨敗が続いているが、「ちょっと元気がないのでそれを払拭する。柔道っていいスポーツだと思われるようにしたい」と、柔道勢を代表して挽回することを明言。「柔道技で極めたい。それが柔道への恩返し」と愛する柔道への恩返しまで誓った。
 会見後の公開練習では、B.J.ペンとの特訓で身に付けた技術と柔道技をミックスした、流れるような寝技を披露。体重もベストの約86キロまで絞り込み、体調も万全。あとは試合で特訓の成果を見せるだけだ。


打撃の練習も順調に積んでいる


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