──ケガの具合はいかがなものか?
宇野 1回休んだので、だいぶ良くなってきてます。
──開幕戦の欠場の会見で、高校生の頃からの蓄積も出たとおっしゃっていたが?
宇野 元気君もあると言っていたし、宮田君もあると思うんですけど、レスリングや格闘技をやっている人ならみんなあると思うんで。練習中に投げられて落ちちゃったりとか、誰でもあると思いますよ。
──試合までには十分間に合うと?
宇野 間に合うっていうか、自分の中でベストの状態じゃないと、相手選手にも失礼ですからね。
──前回の大会はご覧になって、モチベーションが上がったと聞いたが?
宇野 そうですね。あらためてスピード感や面白さみたいなものが伝わってきましたし。
──目に付いた選手はいたのか?
宇野 やっぱり、所選手ですね。修斗の王者に勝ったわけですし。
──所選手! 対戦するわけだが、印象は?
宇野 やっぱり、昔から見ていて動きが早くて、強い。それだけですね。
──お互いに動き回る試合をするタイプだが、どんな試合をイメージしているのか?
宇野 具体的にはまだ考えてないんですけどね。でも、所選手の前回の試合を見てて、僕はバックブローで決まるとは思っていなかったし、誰も思っていなかったと思うんですよ。
──誰も予測していなかったと思う。
宇野 そういうことが総合格闘技ではありますから、本当に何が起こる変わらないっていう感じですよね。
──勝ち上がってきた選手で他に対戦したかった選手はいたのか?
宇野 いや、本当に強い選手であれば。
──先程、会見ではKID選手を味わってみたいとおっしゃっていたが?
宇野 本当のことを言うと、正直そこまでは考えてないですね。とにかく、まず1回戦ですから。それだけですね。
──前回欠場となってしまった分、ファンからの期待感は多いと思うが?
宇野 前回欠場した時に、握手会を行わせていただいた時に、その中で皆さんと握手させていただいて、「次、頑張ってください」とか言われて、そういう期待感は肌で感じましたね。
──こういう期待感はモチベーションになるのか?
宇野 はい。握手できなかった方もいらっしゃったんですけど、そういう方にも声をかけていただいて。
──プレッシャーとは感じない?
宇野 確かにプレッシャーにはなりますけど、そこはいい意味でのプレッシャーにしたいですね。圧迫されるじゃないですけど、そうならないように。皆さんに期待していただいているんで、それだけのいい試合をしたいですね。心に残る、伝わるような試合をしたいですね。
──ケガでの欠場明けで2試合やらないといけないのはキツイと思うが?
宇野 あんまり、2試合というのは考えてないですね。それを考えるのは、試合を終わった後に考えることであって、勝ってもいないのに考えるのはおかしいと思いますね。まず、所選手ですね。先のことを考えると、足下をすくわれるんで、一戦一戦を大事にしていきたいですね。
──所選手の研究は?
宇野 決まったばかりですから、これからですね。
──では最後にファンの方にメッセージを。
宇野 前回はケガで欠場してしまいましたが、今回はベストの体調で上がることをお約束します。精一杯頑張っていい試合をしたいと思ってます。よろしくお願いします。■



お互いに似たタイプの宇野と所。名勝負の予感がする


前回欠場しただけに、ファンの期待感は高いだろう


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