まず、会見場に姿を現したのは秋山成勲。今回は86キロ契約の試合となるが、体も絞り込み、体調は万全の模様。ボクシングのマイケル・ラーマが相手となるが、「僕がボクシングに挑むのは無理。しっかり練習してからそういうのを出したい」と、得意の柔道の寝技で勝負するつもりだ。また、11月5日に韓国で開催される『HERO'S 2005 in SOUL』の出場予定選手となっていることに関しても、「明後日の試合でどうなるかは分からないが出るつもり。とりあえずは明後日が目の前の目標」と気を引き締めた。

  続いて登場した所英男は、K-1にはこれが初参戦。「結構、楽しみだなっていうのと前回負けているので、早くすっきりしたい」と意気込みを語った。対戦相手はあまり情報のないガブリエル・リムレイだが、「昔のリングスのビデオを見た。背が高いので、パンチやヒザに気をつけたい」と、少ない情報ながら研究済みだ。

 『HERO'S』のミドル級トーナメントで一躍人気者になったことで、その効果の表れなのか「あといくら、あといくらみたいなのを考えなくなった。以前はコンビニやホカ弁、自炊だったが、今は夜中にちょっとお腹が空くとファミレスに行きます(笑)」と、徐々にだが生活状況がリッチになりつつあることを告白。しかし、依然としてアルバイトとファイターの両立は続けており、「プロ一本なら練習も今以上にできるし、強くなるスピードも早くなるので、それが目標」と、早い段階での一本立ちを誓った。

 大会当日は所が第1試合で、秋山は第2試合に登場することも決定。「第1試合は興行で重要だと思うので、それにふさわしい一本勝ちをして繋げたい」と所。この言葉通り、華麗に一本勝ちを決めて、K-1ファンに所英男のお披露目といきたいところだ。■

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