公開練習前に会見を行った永田はまずは仕上がりの順調さをアピール。体重もリミットまであと3〜4キロの段階まで減量に成功。また、技術的にも現在は70%の状態になっているとのことで、今後は実戦に近づけて攻撃が出せるかどうかという部分を磨いていくようだ。報道陣から、顔面攻撃への対応について聞かれても、「プロになると決めた以上は殴る。グローブも自然な感じになってきた」と力強く語った。
対戦相手の所英男について聞かれると、「スピード、スタミナ、テクニック、全てにおいて凄い選手。手を止めないで、連続で仕掛けてくる」と警戒をしつつも、「スピードには付いていく自信がある。そこを常に意識して練習している」と対策を練った練習で迎え撃つ構えだ。
公開練習では、チームキングスの仲間でU-FILE CAMPの上山龍紀をパートナーに打撃と打撃からのタックル、寝技を披露。上山も「力があるので一発がある」と太鼓判。「勝つチャンスがあるので頑張ってもらいたい」とエールを贈った。
永田自身にも勝つイメージができている。「レスリングだからパウンドのイメージがあると思うが関節技で決めたい」と、サブミッションによる一本勝ちを高らかに宣言。既に気持ちは大晦日の決戦の場に向かっているようだ。■