大山峻護
「『Dynamite!!』でアーツ選手に勝ったことで、すごく反響がありましたね。かなり大きな自信になりました。今までビッグネームとやって結果が出なかったことがありましたけど、すごく自信になっています。マヌーフ選手のビデオを見せてもらいました。アグレッシブなファイターなので、いい試合ができると思います。今までは無差別でやることが多かったので、同じ体重の人とやって世界で自分がどのくらいにいるのか知りたいです。最近、どんどん自分の技術が増えているんですよ。そのときに応じて、体が自然に動いてくれると思います。最高に自信があるので、楽しみです。年明け最初の試合でしっかり一本勝ちして、大山峻後という名前を知ってもらう年にしたいです。今年は85kg級のトーナメントも開催予定だそうなので、優勝してベルトを腰に巻きたいですね。プロになってからタイトルを獲ったことはないので、そういう証は欲しいです」


須藤元気
「今回は自分の表現したいものを100%できれば、見ている人に感動を与えられると思います。総合の練習? もちろんやっています。公開練習の時は、普通にスパーリングをやるより股くぐりや空手の方が面白いと思ったので(笑)。そういったものを含めて、違ったタッチのものをいろいろとやっています。内容は、まだ明かせないですね。練習自体はそんなに変わっていないんですけど、ゴッホかピカソの違いというか、筆の塗り方や色使いとかが違うんです。大晦日の試合から、勝ち負けも格闘技には大事なんですけど、それ以上に人に感動を与えることにやり甲斐があるなと感じたので。違った切り口でみなさんが喜んでいただければ、年月が経っても風化しないんじゃないかと。記録ももちろんなんですけど、全てにおいて記憶を残すように。今回のテーマ? 香港です。前から僕のネタ帳のなかにあって、いつかやろうと思っていました。ヒントとしては、僕が小さい頃ってジャッキー・チェンの吹き替え版がテレビでよくやっていたんですよ。宮崎駿さんとジャッキー・チェンは、思い入れがありますね。それに、香港ムービーとか面白いなって。『少林サッカー』とか、こういう切り口もあるのかと。表現することは、やりすぎると面白い。枠に収まらないのがいいですね。サッカーなのに少林というのが、僕の好きな表現方法です」


宇野薫
「明日が計量なので、調整はそれだけ。体調を万全にして上がらないと相手にもお客さんにも失礼なので、そのことだけを集中しています。武道館で試合をするのは、今回が初めてなんですよ。UWFが武道館で試合をするのが、好きだったんですよ。前田さんと高田さんの試合、船木さんと前田さんの試合、それから他のプロレスも。そういうところでできるというのは、すごく楽しみというかうれしいものですね。憧れていた舞台というか、後楽園ホールとか有明コロシアムとか、そういう場所とはまた違いますね。初めての舞台なので、どういった動きができるのか自分でも楽しみ。逆によくない舞台かもしれないですけど、ゲンのいい場所だと思って闘います。いい動きができるんじゃないかと思っています。僕が武道館でいろいろな試合を見て感動したように、自分の試合にも伝わるものがあればいいですね。お客さんに何か伝わるような試合ができれば。全力で、ベストの状態でリングに上がって、楽しみたいと思います」


宮田和幸
「対戦相手は変わりましたけど、似たようなタイプなので気にしていないです。エリカス選手は力はありそうですけど、たいした技はないんで。所君に勝っているけど、あの試合は彼らしくなかった。スタミナが切れていた感じだったので、それだけ力があると思います。でも、たぶんあの試合はテイクダウンするのに疲れてバテてしまったようでした。自分はすぐにテイクダウンできるので、大丈夫です。何で勝負するか? 一番得意なのは寝技なんですけど、打撃も得意ではなさそうなので行ってもいいかなと。宮田スペシャル? 何個かパターンがあって、見せてしまうと分からない人にはかからない技もあります。だけど、極まったら確実にタップすると思います。狙っていきたいですね。自分の持っている技を全て出して、完全勝利します」


山本宜久
「ベストコンディションです。ケガからの復帰なんですけどね。でも、いい具合にケガを克服して、練習しながらも大きなケガがなかったので、自分のベストな体調で15日に臨みます。前田さんからの激励? 一番心配しているのはブランク。1年半くらい試合間隔が空いているので、心配しているみたいです。でも、自分的にはそんな感覚はない。平常心で臨みたいと思っています。キム・ミンス選手はオリンピックの銀メダリストですか。それだけの選手なのでアマチュアではすごいと思いますけど、こっちはプロの世界なので肩書きは通用しない。ここは総合格闘技のリングなので。プロとしてのキャリアは、自分の方がある。その違いが、試合で出てくると思います。自分の持っているものを爆発させます。あんまり早い回で終わらせると、つまらないですか?(笑) でも1Rで一本かKO、必ず取ります。出ている選手のなかでも、ベストバウトをしたいと思います」


秋山成勲
「相手が変わったことは仕方がない。気持ちを切り替えて、対策を練っています。日にちはないけど、大丈夫です。ビデオは1度だけ見ました。レスリングベースなので、タックルは鋭いですね。でもイブラヒム選手もレスリングベースなので、あまり大きな違いはないとプラスに考えています。石澤選手のパフォーマンス? プロレスラーというのは、あああいう人が多いんじゃないですか。冷静に聞いていました。もしかしたら、中身が違うのかなとは思っていましたけど(笑)、不安はないですね。今回は、異種格闘技戦だと思います。マスクの選手を目の前にしたのは、初めてですけど、試合中に着けてきたらどうなんですかね。そうなったら、楽しみながら試合ができると思うんですけど」


所英男
「空手対策として、前田さんからいろいろアドバイスをいただいて、先輩で極真をやられていた人がいたので一緒にやっていました。先輩は自称黒帯ですけど(笑)、詳しい実績は分からないです。前田さんからは空手の蹴り方とか、間合いについて教わりました。試合が終わったら、言います。空手家との対戦経験は初めて。小さい頃からすごく強いイメージがあるので、いざ試合をするとなると怖いというか、大きく見てしまうところがあります。池田選手は空手をやっていない時は紳士というか、武道家だなという感じがしました。池田選手は極真をもって闘うと言っていたので、僕はZSTをもって、U系として闘いたいです。僕の好きなリングスにいた選手で空手というと、(ビターゼ・)タリエルのイメージが強くて、倒してもすぐエスケープされてしまったりしていた。でも、KoKルールになるとタリエルもよくないところが見えたので、自分も経験を活かして闘います。打ち合い? 正直な話、避けたいと思います(笑)。でも、なかなか自分の思い通りになるような相手ではないと思うので、頑張りたいと思います。突破口は、寝技でしか難しいと思います。出来? 100%です」

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