11月17日、東京・恵比寿『EAST GALLERY』/秋山成勲、優勝祝賀パーティー

 10・9HERO'S横浜アリーナ大会でメルヴィン・マヌーフを倒し、ライトヘビー級の頂点に立った秋山成勲。その快挙を祝おうと11月17日に行われた『秋山成勲 優勝祝賀パーティー』には、抽選で選ばれた幸運な約60名ものファンが参加し、会場は温かい雰囲気に包まれた。

「メインゲートよりHERO'Sライトヘビー級王者、秋山成勲選手の入場です!!」
 司会のボンバー森尾氏のコールで秋山が姿を現すと、会場からは大きな歓声が上がる。「この日のために作りました」というフォーマルなスーツで決めた秋山にはさっそく黄色い声援が飛び、ちょっぴり気恥ずかしそうな表情。というのも、前回参加した『K-1 PREMIUM FANCLUB サマーディナーパーティー IN 白金』では、須藤元気&宮田和幸と合同だったため、一人での参加は今回が初めてなのだ。

 そんな緊張気味の秋山をよそに、パーティーはスタート! 抽選で選ばれたファンが「秋山選手の優勝と前途を祝して、カンパ〜イ!!」と、乾杯の音頭をとると、会場からは拍手喝采。秋山は細い目をさらに細くして笑顔満面!
 乾杯のあとは、ボンバー氏とのトークタイム! 優勝については「もっとガラリと状況が変わるのかなって思ってたんですけど…(笑)。でも、気を引き締めろということなんでしょうね」と、素直な心境を告白。また、親交の深いオリックス・バファローズの清原和博選手とつい最近、食事に行ったことも明かし、「チャンピオンベルトをコートの中に巻いて隠していって“わぁ!”って驚かせました(笑)。今、清原さんの携帯の待受画面はこのベルトなんです!」と、ファンにはたまらないエピソードも披露。さらには、NIKE(ナイキ)のCM撮影に関する裏話や、自身の写真集『秋山』(12月2日発売!)のことなど、パーティーでしか聞けないトークの連続にファンも大満足!

 さらにファンからの質問コーナーでは、好きな女性のタイプを聞かれ、「え、えっと〜、おっとりした女性がいいですね。外見的には、僕がバリバリの一重なんで、二重の人がいいです(笑)」と、会場の笑いを誘っていた。
 トークのあとは、秋山が各テーブルを回る歓談タイムがスタート。最近ハマっているというサーフィンや、好きな食べ物の話題で盛り上がるなど、試合とは違った一面も見せた。しかし、地元・大阪から駆けつけたという友人のテーブルでは“素”の秋山成勲が炸裂! オモチャの変装メガネをプレゼントされ、「こんなん……メッチャ格好良いやんけ〜ッ!!」とノリノリで装着! ついつい大阪弁が出てしまった秋山に、場内は大爆笑!

 と、ここでまず一人目のサプライズゲストが登場! 秋山のプロ格闘家への道を拓いた恩人、角田信朗さん自ら『一言お祝いが言いたい』と駆けつけてくれたのだ。これには秋山も恐縮しきりだったが、場内はさらにヒートアップ! 家族ぐるみの付き合いがあるという角田さんは、「秋山君が優勝したときは感情的に喜んでしまいました。日本の格闘技界を背負う男ですよ!」と、大絶賛!

 10・9『HERO'S』の激闘をビデオで振り返るコーナーでは、秋山曰く「メッチャクチャ怖い奴でした」という決勝のメルヴィン・マヌーフ戦も流れ、秋山が勝利した瞬間、会場から割れんばかりの歓声が上がった。ちなみに大晦日『Dynamite!!』での桜庭戦に関しては、「対戦が流れて残念でしたからね。桜庭さんに胸を借りるつもりです」と秋山。角田さんも、「結果は予測不可能。私もファンとして見たいです!」と、この注目の一戦に大いに期待を寄せている。

 パーティー終盤のグッズ抽選会では、自身のチーム・クラウドオリジナルの“CLOUD 5”Tシャツや、実際に着用したNIKEのキャップ、練習で使用したグローブ、ジャージなどのレアグッズまでも大放出! その上、サイン入り色紙を全員にプレゼント!

 と、ここで再びサプライズゲストとして、チーム・クラウドの面々が登場!「いろんなことがあって、励ましてくれたり、相談にのってくれたりした温かい仲間です」と秋山がメンバーをファンに紹介。
 さらにさらに! ボンバー氏のコールで登場したのは、大阪から駆けつけた母親の銀花さん! 入場ゲートから感極まって涙ぐんでしまったお母さんに、会場からは温かい拍手が送られた。ここでチーム・クラウドの代表から、なんと“金メダル”のプレゼントが! 銀花さんの手によって金メダルを胸にした秋山は満面の笑みを見せ、今度は秋山からもう一つの金メダルをお母さんにもプレゼント。親子で金メダルを手にした姿に会場からは大きな拍手が送られた。
「僕はオリンピックで金メダルは獲れませんでした。でも、このHERO'Sのベルトと、今日もらった金メダルの価値は重いです」とコメントした秋山の目には、思わずホロリと涙が——。

 最後にファンからメッセージボードをプレゼントされた秋山は、「僕はリングで命を削っています。その削れた欠片がみなさんの勇気や感動、希望に変わるんです。そして、応援してくれることによって、削れた欠片は前より大きくなって僕に帰ってくるんです。年末にも大きな試合がありますけど、僕は一人で闘っているとは思いません。最後に、流行語大賞をとるつもりはありませんが……柔道、最高!!」とご挨拶。最高の笑顔で自身の優勝祝賀パーティーを締めくくった。■



全員で「柔道、最高!!」ファンにとっても、秋山にとっても最高の思い出だ!

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どのテーブルでもファンから温かい言葉を送られていた新米チャンピオン

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軽快なトークで秋山の緊張をほぐしていった角田さん。ファンからは角田コールも!

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母親の突然の登場にテレまくりだった秋山。だが、最後にはこの笑顔!

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地元の友人たちの前ではこんなオモロイ(!?)一面も見せ、ファンも大ウケ!


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