11月27日、ウェスティンホテル東京/山本“KID”徳郁、リーボックとのパートナー契約締結会見

 HERO'S初代ミドル級世界王者の山本“KID”徳郁が、有名スポーツメーカーのリーボックとパートナー契約を締結することとなった。これは、2006年12月より開始されるリーボック・トレーニングカテゴリーの、プロダクト・キャンペーンの一環として行われるもの。周知のようにKIDは、現在、レスリングで北京オリンピック(2008年)を目指しているが、リーボックもブランド力を再構築するために、積極的な活動を展開していくという。
 会見に出席したKIDは、「リーボックは子供の頃から愛用しています。スポーツだけではなく、ストリートにも目を向けていて、他とは違うなと思っていました。そこは、俺っぽいなと。いろいろなものに挑戦しているのは、俺と一緒ですね」とコメントした。たしかにKIDは、HERO'Sだけではなく、レスリングへも果敢に挑戦している。リーボックのブランドイメージである『Authenticity(本物)』、『I am what I am(俺は俺)』は、KIDのイメージと重なる部分も多い。
 リーボックのサポートを受けながら北京オリンピックを目指すKIDは、「レスリングのコスチュームとか、シューズとかを作ってもらいたい。そして俺は、ぜひオリンピックに出場して、金メダルを取りたいですね」と抱負を語った。
 気になるのは、大晦日の『FieLDS K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』への出場があるのかどうか。「そういった大会は、リーボック用品を着用して、どんどん参加したい」とコメントしただけに終わったが、出場を否定したわけではないのは事実。リーボックのサポートを受け、『Dynamite!!』で勢いをつけて、オリンピックを目指す路線も考えられる。しばらくは、KIDの動向から目が離せなくなりそうだ。■


先日、次女が誕生したばかりのKID。リーボックとの契約といい、追い風が吹いている

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「調子はいい。オリンピックまで何も考えずにやるだけ」とKIDは、絶好調をアピールした

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(株)リーボックジャパンのシダース・ヴァルマ代表取締役は、KIDとガッチリ握手。お互いに良きパートナーとなりそうだ



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