マイティ・モー

「(チェ・ホンマンをKOした感想は)倒れる瞬間が長く感じたね。倒れるなら、起きてこないでほしいとも思ったよ。でも、彼が倒れた瞬間、投げつけられたように倒れたから、これは起きてこないなって確信したんだ。(右フックは狙っていた?)作戦のなかにはあったね。僕の右のパンチが強いのはみんな、知っているからね。警戒されるのは分かっていたから、それを解くように左を出して、そこに食いついたところで右を出したんだ。(試合間隔が短いですが)自分としては大丈夫だよ。プロとして生計を立てている以上、短い、長いは関係ない。(ホンマン戦のダメージは)ないよ。それは今回の参戦を決めた重要な要素でもある。体調は万全だし、突き進んでいこうと思っているんだ。(総合のトレーニングは)1ヵ月半前から練習を始めていた。寝技も問題ないよ。LAの大学時代に、300校くらいが集まるレスリング選手権があったんだけど、そこで僕はチャンピオンになっているしね。(HERO'Sの印象は)イベント自体としては、今まで僕が活躍していたK-1の舞台と変わらないと思っている。ファンが望んでいるのは、パワーとテクニックだと思うし、僕もそれを見せたいね。グランドの状態になっても、自分の持っている全部を出したい。(対戦相手、キム・ミンスの印象)試合のビデオを全部、見たわけじゃないけど、典型的な総合の選手だ。パンチに打たれ弱いし、蹴りのディフェンスも甘いしね。レベルは低い選手だと思うよ。相手はグラウンドでの攻防に持っていくだろうけど、十分に闘えると思う。(試合の内容は)KOかタップアウトだね。ほとんどKOだろうな。(今回も右フックで)左右、どっちでも。(サブミッションで得意な技は)アームバー、腕十字、フロントチョークなどなんでもできるよ。(それはいつ習得?)もちろん僕は立ち技の方が得意だ。ディフェンスのテクとして身に付けているんだよ。でも、レスリングの経験もあるし、5年位前から練習もしているしね。レミー・ボンヤスキーとのラスベガスでの試合を思い返してくれよ。キックボクシングの練習を始めて、まだ9ヶ月だったんだ。それでも勝てた。僕は適応能力に秀でているんだよ。総合もキックボクシングも、早い段階で身に付けられる。経験はないけど、全力を出せれば問題はないよ」




キム・ミンス

「(心境は)試合にのぞむ前はいつもそうですけど、緊張しているし、集中もしています。(どんなトレーニングを)打撃もグラウンドも、すべてですね。(相手はチェ・ホンマンをKOしたマイティ・モー)強い選手です。パンチ力もありますしね。ホンマン選手は韓国の看板選手です。そのホンマン選手からKOを奪ったマイティ選手は強いですね。必ず、敵は取ります。(ホンマンと親交は)親しい間柄なんです。(KOシーンを見て)同じ格闘技の同僚というより、一ファンとして衝撃でした。(どんな部分に注意)パンチでしょうね。突然、対戦相手が決まったので、対策はまだ練っていないのですが、試合の映像を見て、強いパンチを避けて、自分の得意な体勢に持って行きたいです。それはもちろんグラウンドですよ。(どんな技で攻める)それは試合にならないと分からないですけど、状況に合わせてです。(相手はミンス選手をレベルが低い、とコメント)その言葉通りですよ(笑)。(反論は)私は格闘技を始めて、1年半、まだ学んでいる状態です。でも、私が彼に負けないものは根性です。勝つという意気込みなら負けません。(どんなフィニッシュをイメージ)前に進んで、絶対に後ろに下がらない試合をイメージしています。(今後、誰と対戦したい)とくにないですね。(ホンマンが総合に出たいとコメント。対戦は)思わないですよ。同じ韓国出身ですし、親しいですから。(試合を仮定して、どんな内容だと思う)万が一、そうなれば勝たないといけないでしょうね。(以前、レイ・セフォーと対戦。マイティの方が楽?)マイティ選手は体格がいいですし、パンチが強いので、どっちが楽というのはないですね。ただ、セフォー選手のときは、私の準備が不十分だったんです。今回は私の準備ができているので、楽だと思います」

  photo
ベルナール・アッカ

「(今の心境は)楽しみですね。遠足前の子供みたいな気分ですよ(笑)。(今まで格闘技の経験は)バックグラウンドは柔道とテコンドーですね。柔道は中学から、テコンドーは2年半、韓国に留学していました。韓国は1人で行きました。異国の地で、学校、道場を自分で探しました。おかげで韓国女性と仲良くなるくらいの韓国語はマスターしました。それが大事ですから(笑)。(参戦について相方は)ムチャなケガをするな、と言っていました。僕らは4月からレギュラーが決まったんですけど、収録が試合の翌週からなんですよ。ケガをしたら、テレビ番組に支障が出ますからね。(事務所的にはOK?)僕が社長なんで、支障はなかったです。これに出たいがために一昨年の夏に独立しました。相方のポジションはただのタレントですけど(笑)。でも、相方は応援してくれていますよ。(出会いは)コンビを組んで6年です。テレビ番組のオーディションで一方的にナンパされました(笑)。彼のつまらないギャグに吹き出したら、笑いのツボが同じだと勘違いされたんですよ。もともと、僕はお笑い芸人になるつもりはなかったんですけど、根回しをされました。第一、なんで僕が塩なんですか? まだ納得していないんです。波乱万丈ですよ。(試合は怖い?)怖くない人がいたら紹介してください。今は怖さが8、楽しさが2ですね。(HERO'Sはどういった存在?)HERO'Sの前のイベントから見ていました。総合こそが本当の闘いだと思います。(憧れは)桜庭和志さんです。怖い人を挙げるとしたら、メルヴィン・マヌーフ選手ですね。試合後に桜庭さんと、ガッツリ飲みに行きたいですね。このために半年間、禁酒してきましたから。美酒に酔いたいです。(打撃、寝技のどちらが得意?)元々、打撃の選手なんですけど、練習しないとやられちゃうじゃないですか? 誰だってやられたくないから頑張ります。(自信は)上になって殴る自信はあります。下になったら…殴ります。結局、殴ります(笑)。(シン・ヒョンピョの印象)名前が言いにくい(笑)。でもシルムで活躍していた選手ですから、強いとは思います。(試合は見た?)まだなんです。レンタルビデオ屋さんに行ったんですけど、なかったんですよ。(どんな試合を見せたい?)ダラダラした試合だけは見せたくないですよね。ちゃっちゃとやっちゃいましょう。勝つね、多分、勝っちゃうね。今までの経験で、ウケルと思って言ったことは大体、外れるんです。ウケルときは何気ない一言で、理由が分からないんです。今回も同じ予感がしています。(試合後のギャグは?)ナイショ。ここだけの話ですよ。(四字熟語が得意だということで、今の心境を)一期一会から始まって、多少、四面楚歌気味ですけど、気持ちは一生懸命です」

  photo
シン・ヒョンピョ

「(待ちに待ったHERO'Sの舞台、心境は)総合のデビュー戦になるんですけど、準備期間は十分にありました。緊張はしていません。早くリングに上がって、練習してきた成果を試したいですね。どこまで通用するか、ワクワクしています。(どういったトレーニングを)総合に必要なことは全部、やってきました。打撃中心です。ボクシングからスタートして、日本の松戸のジムで3ヶ月、韓国と日本を行き来して練習してきました。ムエタイのトレーニングもしました。足りない部分は多いと思いますけど、補強点を早く知りたいですね。(対戦相手はお笑い芸人)芸能人であることは少し、知っていたんですけど、コメディアンであることは、さっき会見で知りました。妙な気持ちですね。実力のある選手と闘うことで、自分にもプラスになると思っていたんです。やや緊張感が緩みました。でも、リング上で緊張が緩むと危ないので、気を引き締めます。ただ正直、コメディアンと聞いて負担は減りました(笑)。(相手のデータがないが?)不安はないです。自分を信じて、誰が相手でも十分な準備を積むべきだと思います。(注意しないといけない点)今の時点では作戦はないですけど、相手は黒人選手ですから身体能力は高いと思います。パワーもあると思いますけど、私も身体能力に自信を持っていますから。(相手は『勝つ』とコメント)リングに負けると思って上がる選手はいません。私も相手を打ちのめすためにリングに上がります。相手のコメントにも驚きません。(どんな試合を見せたい)ファンが望むのは、ダイナミックでスリリングな試合です。ライトヘビー級といえば、シン・ヨンピョと言われるように頑張ります。成長して行く姿を見せたいですね。今後もHERO'Sに出たいです。(シルムから3人、参戦発表があり、自分だけ出場できなかったが?)彼らとはトレーニングも一緒にしてきましたし、試合ではセコンドにも入りました。2人はヘビー級ですけど、私はライトヘビー級です。彼らとは別に、オファーが来るように頑張りますよ。(イライラはなかった)同じ境遇の選手なら、みんな感じると思いますけど、そういった気持ちはありました。でも、その焦り、寂しさはリングで解消したいですね」

>>記事へ

 

Copyright (C) 2007 HERO-S Mail to:
Copyright (C) 2007 G.T.Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真およびテキストの無断転載を禁止します。