ユン・ドンシク
「特別に準備したことはないが、MMAに必要なことはやってきたつもりだ。(マヌーフの試合は見た?)何回かは見たけど、じっくり見たというわけではない。マヌーフ対策? ある程度は立てているけど、具体的な対策は立てていない。(マヌーフ相手に具体的な対策は立てる必要はないってこと?)いや、対策は立ててもそのとおりになることはあまりないからね。ニュートラルな部分を残しておくんだ。(MMAを数戦こなしてきたけど、柔道の技術は活かされていると思う?)助けにはなっている。ただ、絞め技一つ取ってもMMAと柔道のは違うからね。(マヌーフ戦はグラウンド勝負になる?)打撃の技術も段々身に付いてきたので、あえてグラウンドに持ち込もうとは考えていないよ。打撃で勝負できると思ったら打撃で行くまでさ」


ベルナール・アッカ
「(マヌーフ選手と練習されたそうですが?)あれは練習じゃないですね……一方的にイジメられただけです(笑)。ボクが所君に『良かったら一緒に練習やりましょうか?』と言っていたら、今度は所君がマヌーフを連れてきて、こっちは二次災害ですよ(苦笑)。いろんな打撃を喰らいましたね。『オレも試合をやるのになぁ……』と思いながらやっていました。本人はあれでも遠慮しているんでしょうけどね。所君も寝技がすごいですね。すごい勉強になりました。(モートン選手の印象は?)いい男やねぇ~。オシャレですよ。背中はすごい筋肉していました。『ようこそアメリカに!』なんて言われちゃってね。あと、お金持ちなんですよね? 車なんて一台あれば十分でしょ! 私は一生懸命格闘技で活躍して、成功して、30坪の一軒家を八王子に建てたいです。(なぜ八王子?)どこかアフリカに似ているんですよ(笑)」


ホイス・グレイシー
「準備は完璧だ。試合が待ち遠しくてしょうがない。今日のうちにこのアドレナリンを全部出して、試合前日の明日はゆっくり過ごすつもりだよ。7年前のサクラバ戦のビデオは観ていないよ。だって今回は完全にニュー・ホイス、まったく新しい闘い方を見せるから。過去は過去なんだ。だが、サクラバはいまだに危険な男で、まだまだトップファイターだ。今回の試合に向けての練習は、ベーシックなものでいつもと変わらない。まぁ、サクラバ対策はちゃんとやったけど。内容? 言えるわけないよ(笑)。それと今回は父エリオがセコンドで来てくれるんだ。父はいつも的確なアドバイスとサポートをしてくれるから非常に嬉しい。さあサクラバ、また歴史を作ろうぜ!」

※ホイラー・グレイシー
「試合予想? 水晶玉があれば簡単にできるんだろうけど(笑)。ホイスの準備は完璧だから試合前に特に話すことはないんだよなぁ。結末は……そうだな、コーチのボクからしたら僅差でもいいんで勝ってくれたら満足さ。一本かKOで勝ってくれたら最高だね」


ジョニー・モートン
「MMAデビューを直前に控え、非常にエキサイトしている。俺はアドレナリン・ジャンキーだが、今回に限っては2カ月前、1カ月前と徐々に試合のことはあまり考えないようにしているんだ。あんまり考え過ぎると良くないと思うからね。NFL時代はゲーム当日、ロッカールームに入ったときに初めてギアが入るって感じだったけど、今回はなんと2週間前からギアが入っちゃってる。それはまるで自分が別の世界にいるようで、どんどん孤立化している感じ。家からトレーニングへ、トレーニングが終わると家へという繰り返しの生活を孤独に送ってきた。フットボールはチームで闘うので、MMAのほうがよりプレッシャーが高い。負けたらそれは全部自分のせい。当日は、自分の人生の中で一番エキサイティングな日となるだろう。この時が来るまで、俺はトレーニング、コンディショニングに関して出来ることはすべてやった。その結果がついに出るんだ。これほどエキサイティングなことはないよ」


 

メルヴィン・マヌーフ
「俺はまだ戦闘モードには入っていない。当日までエネルギーは取っておくつもりさ。調整はいつもどおりのトレーニングでいつもどおりのコンディションさ。つまり問題ナシ。相手のユンは柔道家だから投げを狙ってくるだろうが、俺としては距離を取ってパンチとキックで勝負したいかな。うちのボスのマイクからは『あんまりアグレッシブになるな』と言われている。俺は興奮するとすぐ平常心を失うからだと(笑)。とにかくがんばるよ」

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マイティ・モー
「試合が続くが、コンディションはとてもいい。ハワイの試合でのダメージもまったくない。今は新しい足同然だ(笑)。俺は昔ジムで“狼少年”って呼ばれてたくらい、ウソみたいに怪我の回復力が早いんだ。相手のデータはほとんどないが、俺はファイターだからどんな相手でも対応できると思う。まったく問題ない。なんでも相手は空中殺法が得意だそうだけど、いいんじゃないか。まぁ、飛んできたら“何か”が待ち受けてるけどね(笑)」

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ブロック・レスナー
「対戦相手が変更されたとしてもまったく問題ない。っていうかそれ、ボクもネットで知ったんだ(笑)。これは冗談! でも相手が変わったからといってゲームプランを変えるわけでもないから大丈夫だ。(相手として浮上したミンスに関しては)まだよく分からない。というか、柔道というスポーツ自体、あまりよく分かってないんだ。なんでも左パンチが得意ということだから、それなりに対策を練ってるけど、なんにせよ、ボクは勝つから大丈夫だ。練習でもコーチからほとんどダメ出しをされない。それはボクが間違ったことをしていないってことだろう? いまは自信を深める一方だ。打撃も進化してきてるので、心配ない。必ず勝つよ!」

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桜庭和志
「今の心境? めんどくさいなあ、と。今もホテルの部屋のゲームをつけっぱなしで来ちゃいましたよ。調整は普通に出来てますね。ブラジルでの練習で打撃や寝技、いろんな技を教えてもらったから良かったですよ。試合で使いますよ、ええ。一生懸命がんばります。試合のプランはなにもないです。ゴングが鳴ってから考えます。出したい技はあるにはありますけど、その時々ですね。やりたいようにやります。あ~、雨降んねえかな~(笑)。雨で中止! もう日本に帰りたい! 入場のプランは……なにもありません!!」

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所英男
「第1試合が一番面白かったね、って。アメリカのお客さんに『最初から観とけばよかったよ!』と言われるような試合をしたいですね。(対戦相手の)ブラピって……ブラッド・ピットをあまり見たことがないので……ピットもピケットもボクにとってはいっしょですね。似てる、んですかね……? って、名前が似てるだけですよね。ボクが所ジョージさんに似てるって言われるようなもんですかね? 今回、怪我もないですし、調子はいいですよ。練習パートナーに痛めつけられたくらいで。体調とかすごくいいので、試合までの集中をピークに持っていって、一発をもらわないようにいい試合がしたいです。ピケットには打撃じゃ敵わないと思うんで、逆にやることがみつかったなと思います。思い切った試合がしたいです。日本のファンの皆さん、ぜひ気にかけておいてください!」

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J.Z.カルバン
「体調は完璧で100%と言ってもいいくらいだよ。ロスは時差もあまりないし、グッドだ。一緒に練習をしているマヌーフとはスタイルが似ているので、スタンドの練習がとても充実している。昨年の10月から試合から遠ざかっているので、非常に闘いに飢えている。どんなに試合数が増えようともこれが俺の仕事なんだ。たくさん闘っていい試合がしたい。今回の相手のビデオは何本か観た。アグレッシブな柔術家なので闘うのが楽しみだ。ホント、今の俺は100%の状態なので、期待しててくれ!」

 

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