FEG・協栄ワールド業務提携発表記者会見

 この日の会見には、協栄ワールド株式会社代表取締役の金平桂一郎氏、元プロボクシングWBCフライ級王者であり協栄ワールドロシア支部のユーリ・アルバチャコフ氏、元プロボクシングWBA世界ライト級王者であり協栄ワールドキルギス支部のオルズベック・ナザロフ氏、そしてFEG代表取締役の谷川貞治氏が出席。FEGと協栄ワールドとが業務提携に至った経緯ついて、谷川代表は「協栄ワールドのロシア支部とキルギス支部が設立されることになりまして、そこでボクシングの選手はもちろん、K-1ファイター、HERO'Sファイターも育てられるとのことで、『それならぜひ選手を派遣してください』ということになりました」、金平代表は「協栄ワールド株式会社は、有意な外国人ボクサーを日本に呼ぶ時、この会社と契約します。『では、他の格闘技(MMAやキックボクシング)をやっている選手はどうしたらいいのか?』ということをユーリさんとナザロフさんとお話ししまして、そうしたら先代の会長(故・金平正紀氏)の頃からお付き合いのありましたFEG様、谷川プロデューサーにご紹介できればということで今回のお話になりました」と説明した。
 協栄ワールドのロシア支部とキルギス支部がそれぞれ現地で選手を発掘・育成。ボクサーは協栄ボクシングジムへ、キックボクサーはK-1へ、MMAファイターはHERO'Sに派遣されることとなったのだ。


元プロボクシング世界王者が選手を発掘・育成

 ロシアのサンクトペトルブルグで選手を発掘・育成することとなった協栄ワールドロシア支部のユーリ氏は、「プロボクサーとしてのキャリアを終えて、ボクシング、キックボクシング、MMAのファイターを日本に送ろうと考えていた。今回のFEGと協栄ワールドの協力関係に感謝している」とコメント。元プロボクサーのユーリ氏ではあるが、「MMAでのボクシングの有効性について助言していきたい。ロシアでもMMAは発展してきているので興味を持って見ている」とMMAファイターの育成にも意欲的だ。谷川代表も「ロシアは人材の宝庫。(エメリヤーエンコ・)ヒョードルや(セルゲイ・)ハリトーノフのような怪物を育ててほしい」と期待を寄せる。
 一方、キルギス共和国の首都ビシュケクで選手を育成・発掘するナザロフ氏も、「私はキルギスで体育・スポーツ・観光委員の代表委員長代行を務めており、中央アジア諸国との関係もあります。ですので、キルギスだけでなくウズベギスタンやカザフスタンなどからもハイレベルな選手を発掘し、HERO'SやK-1に送り込みたい」と意欲的なコメント。「中央アジアでもMMAは盛んで、各団体の代表者とは知り合いです」というナザロフ氏は今後、各団体の大会を視察し、未知の強豪を発掘する意向だ。
「すごい怪物が出てくると思います」(谷川代表)。近い将来、ロシア・中央アジアの隠れた逸材が発掘・育成され、HERO'Sに来襲する!!■

左から、協栄ワールド株式会社代表取締役の金平桂一郎氏、協栄ワールドロシア支部のユーリ・アルバチャコフ氏、協栄ワールドキルギス支部のオルズベック・ナザロフ氏、FEG代表取締役の谷川貞治氏

photoFEGと協栄ワールドが業務提携。今後、ロシア・中央アジアで発掘・育成されたMMAファイターがHERO'Sへ派遣される

photo共に元プロボクシング世界王者のユーリ氏とナザロフ氏。どんなファイターが日本に送り込まれるのか!?


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