豪快ライナーを披露!

 東京・世田谷にあるバッティングセンターにて、ミノワマンが公開練習を行うということで多くの報道陣が待ち構えるなか、定刻の午後12時30分に銀のマイバット(SSK製)を振り回しながらミノワマンは出現。
 過去にもバッティングセンターでの異色トレーニングを敢行しているミノワマンだが、今回もセンターに到着するやいなやバッターボックスに立ち、ウォーミングアップ気味のバント特訓に始まり、左右の打席に交互に立っての豪快なバッティングを披露。ついには1塁側ファールラインぎりぎりの角度への弾丸ライナーが格闘技専門誌記者の脇腹を直撃し悶絶させるなど、現場は騒然とした雰囲気に包まれた。
 さらに10個のボールを同時に投げさせ、それを体を上下左右に揺らしてかわすという動体視力を養う特訓を行い、練習を締めくくった。


打倒プロ野球! 打倒サッカー!

 公開練習後、囲み取材に応じたミノワマンだが、やはりマスコミの質問は「この練習になんの意味がるのか?」という一点に集中。だが、ミノワマンは平然とした態度で「それには答えられません!」とピシャリ。
「バッティングのトレーニングは一昨年からやっています。特に素振りを重点的に。当初よりよくなってきている。いつか、この特訓の真の意味を試合で証明したいと思います」と手応えを感じている様子だ。
 だが、「バッティングセンターに来るのは、数ヶ月に一度のペース。気が向いたときしか来ない」と言い、「野球は嫌い。打倒プロ野球! 打倒サッカー!」と球技に対する嫌悪感を示した。じゃあ、なぜバッティング練習……。
「ゴルフの打ちっぱなしもやってますが、すべては超人への道。格闘家ですが、いつバットやクラブを手にしても適応できる能力を身につけていたいんです」と語ったミノワマン。言葉の意味はよくがわからないが、やはりこの男、ただ者ではない……。


「ヒクソンも気になります」

 そして目前に迫ったケビン・ケーシー戦についてミノワマンは、「本当はやっぱりハレック・グレイシーとやりたかったですが、ケーシーも柔術の北米チャンピオンということでその道の頂点を目指している男だと聞いています。資料を集めましたが、集めきれませんでした……。しかし、相手がどうというより、自分の形を崩さないように気をつけたいです。練習通りに闘いたい」と意気込みを語る。
 当日はケーシーの師匠である伝説の男、ヒクソン・グレイシーがケーシーのセコンドに付くことが予定されているが、「たしかにヒクソンがセコンドに付くことは気になります。憧れの気持ちはありませんが、かなり気になる選手です」と、やはりヒクソンの名前を聞いただけでプロレスラーの血が騒ぐ様子。「大晦日にヒクソンと闘ってみたいか?」と記者に聞かれると、「とりあえずケーシーに勝ってから」と否定も肯定もしなかったが、はたして心中は……??
 最後に当オフィシャルサイトの『HERO'S☆VOTE』で実施中の9・17『HERO'S』のファン投票で「今大会で注目する選手」でブッチギリの1位を独走していることを伝えられると、「えっ、本当ですか? 知りませんでした……。(当日は)ブッ壊れます!!」と、自身に期待を寄せてくれているHERO'Sファンのために全力ファイトを見せることを約束!
 バッティングトレーニングの成果に、ファンの後方支援が加わり、ミノワマンはHERO'S初登場での激勝を誓いバッティングセンターをあとにした。■

 

»『OLYMPIA HERO'S 2007 ~ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦~』実施概要
»ミノワマン:プロフィール


またもや謎のバッティングトレを披露するミノワマン


投げられた10個のボールを至近距離で避ける神業も


相手のケーシーに関するデータは揃ってないらしい……


“打倒プロ野球”を胸にボールを手に握る。これがミノワマン!



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