フットワークを活かしたパンチを披露!

 多数の報道陣が見守る中、ボビーは3分2Rのミット打ちを敢行。体格で上回るサップからのプレッシャーを想定して、フットワークを活かした動きを見せた。トレーナーがジリジリと近づくと、ボビーは左右にサッとかわしミット目掛けてパンチの連打。また、コーナーに詰められると、鉄壁のガードから反撃する動きを反復練習。好調ぶりをアピールした。


アンディの提案でアメフト特訓を敢行!

 公開練習は終了……かと思われたが、ここで同日昼過ぎに行われたボブ・サップ公開練習の偵察から帰還してきた弟アンディがリングイン。アンディは、「今日ね、サップの練習を見てきたんだけど……ヤバイ! 頭なんてボクの3倍はあるよ! 特にサップは元NFLの選手だからタックルがすごい! ライオンみたいだったよ!」と偵察の感想を述べると、3人のアメフト選手を呼び寄せ、「これでサップのタックルを肌で感じてみて!」と仰天のアメフト特訓を提案。ボビーは「ふざけんなよ! 試合前に怪我したらどうするんだよ!」と最初は嫌がったものの、アンディに「この3人のタックルをかわしたらサップに勝てる!」と乗せられアメフト特訓に着手した。
 トレーニング開始直後はアメフト選手のタックルをうまくかわせなかったものの、フットワークを使い徐々にタックルに対応するようになったボビー。最後は華麗にかわせるようになり、汗だくになってトレーニングを終えた。


「死ぬか生きるかという気持ちで臨みたい」

 公開練習終了後に行われた囲み会見では開口一番、「あれ(アメフト特訓)はねえだろ? だったら同じ体重のヤツを連れてきてほしいよな……。心配してくれるのは嬉しいからダメ出しはしねえけどよ」と苦笑いを浮かべたボビー。
 サップの印象については、「やっぱアイツはおっかねえよ。ホンマンと比べて? もちろんサップのほうが怖い」と語り、やはり恐怖心は強い様子だ。しかし、「サップより上回っているのは“ハート”。気持ちで闘いたい」とメンタル面では上回っていることを強調すると、「今回は楽じゃないのは分かっている。気合いを入れて頑張りたい。これが最後だと思って……死ぬか生きるかという気持ちで臨みたい」と決死の覚悟でサップに挑むことを宣言した。
 かつてシリル・アビディ、曙を下し、日本の大晦日を盛り上げたボビー。野獣サップを破り、またも『Dynamite!!』の主役となることはできるか!?■

 

»『FieLDS K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!』実施概要
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»プロフィール:ボビー・オロゴン

アメフト選手のタックルをフットワークを使ってかわすボビー


ミット打ちでは迫力のある連打を披露した


サップ公開練習から帰還してきたアンディがアメフト特訓を提案した


「今回は楽じゃないのは分かっている。気合いを入れて頑張りたい」と意気込むボビー・打倒サップを果たすことはできるか!?


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