第12試合◎スーパーファイト
総合格闘技ルール/5分3R(70kg契約)
3R1分23秒、TKO(レフェリーストップ)
×
イアン・シャファー

(オーストラリア/リングスオーストラリア/69.8kg)
vs
山本“KID”徳郁

(日本/KILLER BEE/67.1kg)

試合内容

 今大会のメインを飾るのは、久々の“本職”総合格闘技戦に挑む山本“KID”徳郁。「立っても寝ても殴るだけ」というKIDは、前日の会見でも対戦相手イアン・シャファーと壮絶な睨み合いを展開。ケンカ魂に火が付いたKIDは、いかなる暴れっぷりを見せるのか!?

 リングアナのコール時から、両者は視殺戦。ゴングが鳴ると、まずはシャファーが圧力をかけていく。KIDも蹴りを放つが、これにシャファーのパンチ連打がヒット! 続く差し合いでシャファーのヒザがKIDの金的に当たり、注意1。さらにシャファーが放ったローも金的に入り、シャファーは減点1となる。その後は互いにパンチを狙う展開。だがラウンド後半、右フックをヒットさせたKIDは、押し倒すようにグラウンドへ。シャファーも下からの蹴りや十字を仕掛けるが、KIDは構わず豪快なパウンドを打ち込んでいく。

 2Rはやや手数の少ない展開。しかしKIDはローキックを的確に放ち、右フックでシャファーの動きを止める場面も。パンチの打ち合いは互角。だがKIDはシャファーの踏み込みに合わせてタックル。大きく持ち上げて後方に投げ捨てる。シャファーがガードポジションで防御する中、ラウンド終了のゴング。

 そして最終3R。見合った状態から一気に踏み込んだKIDが右フックからパンチの3連打。これでシャファーがダウンし、さらにKIDが踏み付け! KIDらしい圧巻の打撃で“神の子”がメインを勝利で飾った。試合後、マイクを握ったKIDは「1、2R、ちょっとダルかった。カゼ薬飲みすぎて。次は万全にします」と観客に挨拶。

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コメント
山本“KID”徳郁
「足をもっと使おうと思ったけど、体調が悪くて足に力が入らなかった。相手はボクサーっていっていたから、パンチで勝負しにいった。効くパンチはなかったけど、パンチは早かった。10日ぐらい前から鼻がつまってて、数日前には熱が出て、ニンニク注射を打った。さっき、小便検査をしたら血の小便が出た。(気になった選手は?)あんまり見てなかったんで、帰ってからよく見て全ての選手を研究したいです」
 
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