第3試合◎スーパーファイト
総合格闘技ルール/5分2R延長1R
1R2分35秒 ※腕ひしぎ十字固め

中尾芳広

(日本/フリー)
vs ×
ファイ・ファラモエ

(ニュージーランド/極真会館一撃アカデミー)

試合内容

 第3試合はヘビー級同士のスーパーファイト。これまで『Dynamite!!』、『ROMANEX』で活躍し、K-1ジャパンGPではボブ・サップと激闘を繰り広げた中尾は、レスリングで数々の実績を持つ一流アスリート。一方のファラモエは、120キロの巨体を持ち、パワフルな打撃が持ち味のサモアン・ファイター。レイ・セフォーが最も信頼を置くトレーナーでもある。ヘビー級らしい迫力ある闘いが予想される闘いだ。
曙、レイ・セフォー、グラウベ・フェイトーザらと入場したファラモエは、ゴングが鳴ると間合いをじっくりと測る。それに対して中尾はタックルでグラウンドに持ち込み、両腕を抑える格好でパンチを連打。さらにマウントポジションからもパンチを打ち込み、逃げようとするファラモエに腕ひしぎ十字固めを仕掛ける。長時間耐えていたファラモエだが、中尾はさらに絞り上げ、最後は腕を固めたままファラモエの背中に乗る体勢で完全に腕を極め、完勝といえる一本勝ちを収めた。

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コメント
中尾芳広
「ほとんど極まってたんで、あとはファラモエ選手の先行きの人生を考えて、折りませんでした。(今後の予定は?)やっぱり、大晦日に藤田選手と日本人ヘビー級最強決定戦を、シングルでやりたいです」
 
ファイ・ファラモエ
「(腕十字は効いていたか?)ツイストされたような形で、最終的に効いてきた。私にとってはいい経験になったと思う。グラウンドでも立っていても、彼のパンチは効いていなかった。MMAの試合としては、準備期間が短かったこともあり、チョークをしようと思っていたができず、上になられて少しフラストレーションが溜まった。」
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