第4試合◎ミドル級世界最強王者決定トーナメント準々決勝
総合格闘技ルール/5分2R延長1R
2R4分45秒 ※腕ひしぎ十字固め

須藤元気

(日本/ビバリーヒルズ柔術)
vs ×
宮田和幸

(日本/フリー)

試合内容

 トーナメント準々決勝、その第一戦は須藤元気VS宮田和幸。“トリックスター”須藤はK-1 MAXでも活躍してきたが、本職である総合格闘技での闘いとなる今回は、堂々の優勝宣言をしての参戦だ。対する宮田はキャリアこそ浅いものの、レスリングのシドニー五輪代表という経歴を持つ。KID以上ともいわれる高い身体能力に加え、7.6『HERO'S』ではプロ初勝利を挙げており、勢いに乗っている。お互い新技での勝利を予告しているこの闘い、準決勝進出を果たすのは…?
1R、背中を向ける構えから後ろ回し蹴りを繰り出す須藤。宮田は組み付くとグラウンドに持ち込み、須藤の動きを制しながらパンチを落とす。いったん立ち上がった両者だが、今度は須藤が引き込むようにして寝技の攻防に。ここでも宮田がパンチを打ち込んでいくが、須藤も足を取って脱出、スタンドへ。ラウンド終盤、須藤は2度タックルを切ることに成功。
2Rに入ると、須藤が左右フックなどパンチで前へ。さらにグラウンドでも上になる。須藤がバックを取ろうとした瞬間に体勢を逆転、上になった宮田だが、うまく須藤が防御し、スタンドの攻防に。宮田も左フックをヒットさせるが、須藤も顔面へのヒザ、パンチなどで攻勢、さらに右ストレートでグラつかせ、バックを奪うと腕ひしぎ十字固めでフィニッシュ。須藤が準決勝進出を決めた。

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コメント
宮田和幸
「寝技で勝負できると思っていたけど、思っていたような体勢になれなかったですね。自分が上になったり、サイドに付く技術が足りなかったなと。勝てる感覚はあったけど、打ち合った時に大振りになってしまい、スタミナをロスして、関節を取られてしまいました。打撃は全然効いてないです。(どこが強かったか?)経験があるので、試合運びが上手かった」
 
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