第5試合◎ミドル級世界最強王者決定トーナメント準々決勝
総合格闘技ルール/5分2R延長1R
2R4分16秒、TKO ※レフェリーストップ
×
レミギウス・モリカビュチス

(リトアニア/リングスリトアニア)
vs
高谷裕之

(日本/フリー)

試合内容

トーナメント屈指の打撃系ファイター対決。前田日明スーパーバイザーに“刺客”として参戦してきたリングス・リトアニアのレミギウスは、ムエタイでも活躍。リトアニアのムエタイ王座も保持している。一方の高谷も、総合格闘技の老舗・修斗で打撃を武器に世界ランキング上位に進出している。開幕戦では、レミギウスは村浜武洋を、高谷はヤニ・ラックスをそれぞれパンチ一撃でKOしており、今回も壮絶なKO決着が期待される一戦だ。
1R開始と同時に突進したレミギウスはパンチからすかさず組み付き、ヒザ、パンチを連打。これに耐えた高谷は、テイクダウンするとグラウンドでパンチを浴びせ、マウントポジションを奪ってなおもパンチ。なんとか脱出して上になったレミギウスだが、高谷は下からアームロックを仕掛ける。いったん立ち上がった両者だが、再び高谷が倒してグラウンドへ。またも高谷がマウントを奪い、パンチを連打したところでラウンド終了。
2Rもレミギウスがパンチで先制。鋭いワンツー、ミドルキックなどをヒットさせる。高谷もパンチで反撃していくが、ここでレミギウスがヒジ打ちを放ってしまい、イエローカードが提示される。試合再開後は壮絶な打撃の打ち合い。高谷は右ストレート、レミギウスは左右のフックやヒザ蹴りをヒットし、お互いグラつく場面も。だが高谷は組み付くと寝技に持ち込み、またしてもマウントポジション。徹底的にパンチを打ち込み、ラスト1分を切ったところでレフェリーストップ。期待に違わぬ打撃戦は、高谷のTKO勝ちとなった。

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コメント
レミギウス・モリカビュチス
「(ダメージは?)全くない。彼のほうが体力的にも強そうだし、グラウンドになったら不利だと思っていたので、スタンドで勝負しようと思ったんだ。筋トレなどのフィジカルなトレーニングの不足を感じたよ。(高谷選手の印象は?)以前から強いと分かっていたし、闘えて嬉しい。計量の時に67キロ以上だったが、その後走って2キロ落としたんだ。だから、軽い感じがした。今回はわざと落として、スピードで勝負しようと思っていた。体重を落として負けたとは思っていないが、今後は筋トレもやりたいと思う。(誰が優勝すると思うか?)本当に強い選手しか残っていないと思うが、自分はKIDを応援しているよ」
 
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