第8試合◎スーパーファイト
総合格闘技ルール/5分2R延長1R
2R判定0-1、ドロー 延長R判定3-0

菊地昭

(日本/KILLER BEE)
vs ×
國奥麒樹真

(日本/フリー)

試合内容

前大会でパンクラス・ウェルター級王者の井上克也に完勝した修斗ミドル級王者・菊地がスーパーファイトに登場。今回はパンクラスの元2冠王・國奥と対戦する。日本でも最高の寝技を持つと言われる菊地と、打撃、寝技ともバランスの取れた攻撃力を持つ國奥。ハイレベルな攻防が期待できる一戦だ。
1R開始直後、パンチからタックルを仕掛けて菊地がテイクダウン。バックからマウントを奪う。体勢をひっくり返して上になった國奥だが、菊地は下から関節を狙い、ペースを譲らない。なんとか自分の形に持ち込んだ國奥は上からパンチを連打。立ち上がると今度は國奥がテイクダウンし、菊地の関節技を防御しながらパンチを放っていく。
2R、パンチの連打から組み付いた菊地。だがグラウンドになると國奥が上を取る。下から反撃を試みる菊地だが、國奥はそれを潰してパンチ。しかし菊地は隙を突いて上になり、アームロック、さらには腕十字を仕掛けていく。國奥はこれを脱出してまたも上に。細かくパンチを放つ國奥だが、展開が見られずブレイク。その直後、國奥がパンチから押し倒すように寝技に持ち込んだところで試合は終了。判定は國奥に一票入ったもののドローとなり、延長戦に突入。
延長R開始後、菊地がすぐにタックルをしかけテイクダウン。パンチを落としていく。ブレイク後、菊地は左フックをヒット。さらにタックルからバックを奪う。巧みな動きを見せる菊地だが、國奥は脱出して逆にテイクダウン。一歩も譲らない展開のまま延長Rも終了。判定は3-0で菊地。修斗王者が『HERO'S』2連勝を飾った。

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コメント
菊地昭
「1Rで極めたかったけど、結構研究されているなって感じで、ああなりました。手応えはあったけど、するっと抜けてしまって。(延長は?)興奮してたんで、頭の中は真っ白になっちゃって。(今後は?)自分の中では今回勝って、因縁は断ち切ったと思うし、次のステップにいきたいですね。国内じゃなくて、国外。外国人とかUFCとか。外に目を向けます」
 
國奥麒樹真
「闘い自体が辛かったですね。相手はやっぱり強いですよ。柔道の技術で、独特のものがありました。(危ない場面は?)ずっと危なかったです。でも、返して上になれるし、そういう確信があったので、諦めませんでした。(今後は?)やっぱり、大晦日に出たいですね。大きな舞台ですし、負けてこういうことを言うのはなんですけど」
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