第5試合
HERO'Sルール/5分2R延長1R
2R1分55秒、KO

ヒース・ヒーリング

(USA/ゴールデングローリー)
vs ×
ゲーリー・グッドリッジ

(トリニダート・トバゴ/フリー)

試合内容

 大晦日の『Dynamite!!』では、試合前に中尾芳広のキスに怒ったヒース・ヒーリングは殴ってしまい、ノーコンテストに。これを知っていたゲーリー・グッドリッジは、「俺はキスはしねぇよ。でも自分の拳にキスをして、KOしてやるぜ」とジョークを飛ばした。グッドリッジは、自慢の豪腕でヒーリングをKOする作戦なのだろう。

 1R、意外にも最初に打撃を出したのはヒーリング。左ハイキックで攻めていく。しかし、グッドリッジはこれを受け止めると、転倒させて上に乗る。何とか逃げたヒーリング。スタンドから再開されると、グッドリッジは左フックを飛ばす。これをかわしたヒーリングは、タックルへ。グッドリッジは、がぶってディフェンス。ヒーリングはローリングをして、腕を取りにいく。グッドリッジは、ディフェンスして、再び、スタンドから始まる。右パンチで襲い掛かるグッドリッジ。頭を下げてタックルに成功すると、上に乗って鉄槌を落とす。立ち上がったグッドリッジは、右フックを何度も繰り出していった。ややグッドリッジが優勢のまま、ラウンドが終了。

 2R、ヒーリングは右フック。グッドリッジは、右ローキックをヒットさせた。タックルに入るヒーリングにパンチを落とす。猪木−アリ状態が何度も見られた直後、スタンドから再開されるとヒーリングが右フックをヒット。これをまともに食らったグッドリッジは、倒れてしまう。上に乗ってさらに打撃を加えたところで、レフェリーが割って入り、なんとグッドリッジのKO負けとなった。■


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コメント
コメント
「試合が始まってすぐ、左のわき腹を捻ってしまった。3度目の『HERO’S』での悪運だと思ったけど、最後まで乗り切れた。勝てたことも、勝ち方に関してもうれしい。ただ、内容に関しては納得いかない。呼吸がうまくいかず、キックも出せなかった。彼の攻撃も受けてしまい、アグレッシブに行けなかった。もともと考えていたゲームプランは、スタンドでゲーリーをKOすること。だがわき腹を痛めてしまったので、ある程度、グラウンドで試合をしなければならないとプランを変えました。ヘアースタイルのコンセプト? 分からないな。毎回、自分が決めるのではなく、ラスベガスにいる女性の美容師のイマジネーションに任せている。もし今度ラスベガスに来たら、髪を切っているところを取材してください(笑)」■
 
コメント
「肉体的なダメージはない。ヒースの打撃があんなにパワーがあると思っていなかった。甘く見ている部分もあった。彼がタックルに来ると思って、ガードを下げていた。タックルは、警戒していたのでかわせたけど。ヒザに擦り傷を作ってまでね。経験上、200パウンド以上ある選手であれば、パンチの衝撃がすごいということを分かっていた。それを忘れていた、自分のミスだ」■
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