第1試合◎スーパーファイト
HERO'Sルール/5分2R
2R判定3-0
※20-19、20-19、20-19

朴光哲

(日本/KILLER BEE)
vs ×
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ

(ブラジル/ワールドファイトセンター)

試合内容

 スーパーファイトで組まれた、朴光哲VSアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ戦。朴は山本“KID”徳郁と同じKILLER BEE所属の選手で、昨年9月のHERO’Sでは実力者のエルメス・フランカを判定で下し、修斗の世界ランカーとしての実力を証明した。一方のノゲイラは、修斗ライト級王者。“ギロチンチョーク”と呼ばれるフロントチョークが得意技で、修斗のスター選手である佐藤ルミナもそれで下している。昨年のミドル級最強トーナメントでは所英男のバックブローに沈んだが、巻き返しを図ろうとしていることだろう。

 1R、ジャブを打ちながらプレッシャーをかける朴。ノゲイラは距離を取りながらタックルへ。朴は、これをかわし、ジャブ、ワンツーを放っていく。右ストレートがヒットするが、ノゲイラが足に絡み付いてくる。寝技になり、ノゲイラは上からパンチをコツコツと落としていく。これをガードした朴は、スキをみて立ち上がる。ノゲイラはタックルを狙う。朴は何度もタックルを切る。再び、寝技に入るが、ノゲイラは関節技を極めることができなかった。

 2R、朴はまたしても鋭いジャブでノゲイラを倒しにいく。ノゲイラは再三、タックルに入ろうとするが、すべて朴に切られてしまう。朴はワンツー、右ストレートとパンチがノゲイラに当たり始める。動きが落ちてきたノゲイラは、右ストレート、右ボディを打たれて止まる場面も。朴はさらに、ジャブ、右フックを次々と打っていく。ノゲイラはタックルを切られると、打つ手がなくなる。勝負は判定へ。3−0で朴がノゲイラを判定で下した。■


クリックで拡大
コメント
朴光哲のコメント
「しょっぱい試合ですいません。何とも言えませんが勝ってよかったです。(相手の印象)骨格の小ささは感じました。でも、力強さはありましたね。やってくることは分かっていたんで、徹底してタックルを切りました。極められたら極めようと思いましたが、相手も基本がしっかりしていたので、試合が固くなってしまいましたね。(菊地昭選手とトレーニングしている?)キラービーでハードにこなしています。なので、試合ではそうそう負けない、というのはありました。練習のいい所をもっと出せればよかったですね。(菊地選手からのアドバイスは?)タックルしか狙ってこないのは分かっていた、もっと積極的に、と。(パンチの手応えは)2発くらい当たりました。ガードが高かったので、もっと散らせればよかったですね。(パウンドに関しては)前から準備していたのでスンナリいけました。もっといけるかな、とは思いましたけど。次の目標としては、オファーがあればなんでも。(KID選手からは何と?)あんなんじゃダメだよ、とお叱りを受けました。でも、勝つことが大事だったので、久しぶりの試合にしては良かったよ、と言われましたね」■
 
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラのコメント
「(判定について)判定は誠実です。朴選手は素晴らしい試合をしました。ダメージは無いですが。(朴選手の印象は)とても強い選手です。この試合は彼の試合でした。(敗因は)私自身がとてもスローでした。相手をつかむ事が出来ませんでした。ブラジルで風邪を引いてしまったのが原因ですね。2Rで失速してしまいました。(ヒザのケガの影響は)全くないです。全力で練習してきたので、問題ないです」■
Copyright (C) 2006 HERO-S Mail to:
Copyright (C) 2006 G.T.Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真およびテキストの無断転載を禁止します。