第9試合◎スーパーファイト
HERO'Sルール/5分2R
1R4分52秒、チョークスリーパー

ドン・フライ

(USA/フリー)
vs ×
山本宜久

(日本/フリー)

試合内容

 スーパーファイトでは、“名勝負製造機”のドン・フライが登場。前回は曙と真っ向から打ち合い、フロントチョークで下したばかり。今回も激しい打ち合いが期待されていた。対する山本宜久は、初めてのHERO’S参戦でキム・ミンスに敗れ、巻き返しを図る上で今回が大切な一戦となる。

 1R、ジャブを打ちながら間合いを詰めるフライ。山本は片足タックルに入り、テイクダウンを狙う。これを耐えたフライは、フロントチョークへ。そして離れ際に右フックをヒットさせた。離れた山本は、左ストレート、そしてローキックをヒットさせる。フライも右ローキック、右のパンチを返していく。山本は右ボディ。フック、ストレートと打ち合いに応じる。フライがワンツーで攻めてきたあとに、山本は左ミドルキックをヒット。フライは、コーナーへ追い込み、パンチ、ミドル、そしてフロントチョークの体勢へ。ロープ際で腰を落とす山本は、場外へ落ちそうになるが、エプロンで止まる。

 スタンドで再開。フライは、ローキックを連発。右アッパーで攻める。山本はミドルキックを蹴っていくが、フライに右フックをもらい倒れる。パウンドを打ちながら、チョークの体勢に入ったフライは一本勝ち。山本は巻き返しを図ることができなかった。■


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コメント
ドン・フライのコメント
「タフな試合でした。相手もタフでしたし、自分もダメージを受けましたので、簡単な試合ではありませんでした。今日の勝利はプレゼント、それくらいの価値があります。(会見で言っていた家族に対しては?)たくさんの服、食べ物を買って、家族で楽しく過ごしたいです。それによって、また私のお金がなくなるので、日本に出稼ぎに来ます(笑)。今後のスケジュールとしては、次回のHERO’Sに参加することと、アントニオ・猪木さんとモハメド・アリさんの記念イベントに参加するかも知れません。10月5日ですね。(ケガは?)太ももが痛いですが、それ以外はありません。5歳くらいから35年間、なんらかの形でスポーツに携わってきました。家族のサポート、神の御加護によって、キャリアを続けられて幸せです」■
 
山本宜久のコメント
「完敗。心と体がバラバラ。限界かなと思っている」■
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