第1試合◎スーパーファイト
HERO'Sルール/5分2R延長1R
1R1分08秒、KO
※左フック
×
カイシノフ・ゲオルギー

(ロシア/マルプロジム)
vs
アントニオ・シウバ

(ブラジル/FIGHT CO.)

試合内容

 今年のHERO’S5・3代々木大会で、“白鯨”トム・エリクソンをTKOで下し、怪物ぶりをアピールしたアントニオ・シウバ。彼は195cm、140kgながら、タックルからテイクダウン、そしてマウントポジションへと移行できるテクニックを持っている。怪力でいて、なおかつテクニシャンと反則のような存在のシウバと対戦するのは、ロシアのカイシノフ・ゲオルギー。マルプロジム第3の男は、210cm、135kgとこちらも巨漢だ。レスリングの実力者だけに、シウバとどんな勝負を見せてくれるのか期待がかかる。

 1R、ゴングともに前へ出てきたのはゲオルギーだ。ワンツーを放ちながら、一気に間合いを詰めにいく。シウバは左のパンチで対抗するが、組み付かれてしまう。このままテイクダウンを奪われるのかと思われたが、シウバはこれを振りほどき、右フックを繰り出す。ゲオルギーは、なおも左ストレートを出していく。シウバは冷静にガードすると、右ローキック。右ボディフックとつないだ。そして、ゲオルギーが前へ出たところへ狙い済ました左フックをヒット。これがまともに当たり、ゲオルギーがダウン。そのまま上に乗ったシウバが、パンチを落としていくとレフェリーが割って入った。■


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コメント
silva アントニオ・シウバのコメント
「(感想は)勝とうと思っていて勝てたので満足です。(試合での攻防に関しては)とてもいい準備が出来ました。ムエタイ、ボクシングを練習してきて、パンチもキックもうまく入りました。(背中のタトゥーはいつ)トム・エリクソン戦の後ですね。気に入ってくれましたか?(笑)。日本のみなさんに感謝しています。また素晴らしい試合をしたいです。これからもKOの山を築くので、期待してください」■
 
カイシノフ・ゲオルギーのコメント
「(試合を終えての感想は)ちょっとガッカリしています。いや、だいぶガッカリですね。負けた人間の心境です。(相手の印象は)いいファイターでした。いいパンチをもらってしまいました。(どのような試合をする予定だったのですか)グラウンドでレスリングをしたかったのですが、相手がそれを許してくれませんでした。シウバ選手の得意とする打撃でやられてしまいました」■
gergey
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