第3試合◎ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝戦
HERO'Sルール/5分2R延長1R
1R0分39秒、フロントチョーク

J.Z.カルバン

(ブラジル/アメリカントップチーム)
vs ×
ハニ・ヤヒーラ

(ブラジル/アタイジジュニア柔術)

試合内容

 ミドル級トーナメント準決勝戦第一試合は、優勝候補のJ.Z.カルバンが登場する。アメリカントップチームに所属するカルバンは、強烈な打撃だけではなく寝技のテクニックでも確かなものを持っている。開幕戦では門馬秀貴をボコボコにして、準々決勝では高谷裕之を飛びヒザ蹴りでKO。ここまで、とんでもない力を発揮している。一方のハニ・ヤヒーラは、あのヒクソン・グレイシーに認められた柔術家。寝技のテクニックは、超一流だ。

 1R、右ストレートを打っていくカルバン。ヤヒーラはディフェンスをしながら、引き込もうと誘う。しかしカルバンは、これを外す。スタンドからの再開となったところで、カルバンは左ストレート。これをかわしたヤヒーラは、タックルへ。上から潰しにかかるカルバン。すかさずフロントチョークに入り、耐えていたヤヒーラだが、タップの意思表示。長期戦が予想されていたが、終わってみればカルバンの圧勝。無傷で決勝へ勝ち上がった。■


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コメント
yahya ハニ・ヤヒーラのコメント
「(フロントチョークを極められたとき、危ないと感じましたか)試合では全て可能です。相手はチャンスをうまく生かしました。(試合で一本を取られた経験は)ないです。でも、リング上では何が起きるか分からないものですから」■
 
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