第5試合◎
ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準決勝戦 HERO'Sルール/1R・10分、2R・5分、延長1R・5分 |
1R3分01秒、KO |
○
秋山成勲
(日本/フリー)
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vs |
×
ケスタティス・スミルノヴァス
(リトアニア/リングス・リトアニア)
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ライトヘビー級トーナメント準決勝は当初、優勝候補の秋山成勲と桜庭和志が対戦する予定だった。だが、桜庭が首のヘルニアの影響でドクターストップ。代わりに出てきたのは、桜庭を追い込んだケスタティス・スミルノヴァスだった。スミルノヴァスは柔道出身。秋山も柔道家ということで、柔道衣を着るかどうかが話題となった。スミルノヴァスは、「当日まで考える」と語り、秋山は「着てきたら嬉しいけど、どうせ用意していないでしょうね」と諦めムード。はたして、道衣での対決は見られるのだろうか。
1R、道衣を着てリングへ上がったのは秋山だけだった。だが、これを見た秋山は、初めて道衣を脱ぐ。鍛え上げられた上半身が露になる。スミルノヴァスは、力強いワンツーを飛ばしていく。秋山は紙一重でかわすが、危険な場面だ。すると秋山は、左ローキックでスミルノヴァスの左足の内モモを蹴り飛ばす。そうかと思えば、右ローキックだ。スミルノヴァスは、ワンツーを放っていくが、すでに秋山は見切っている。頭を下げてかわすと、またしてもインロー。右ローキックと、スミルノヴァスの太ももは腫れ上がっていく。完全に秋山のペース。ローキックを出したあと、秋山は右フックをヒットさせる。これで尻餅をついたスミルノヴァスに、狙いすました右ハイキック。まともに当たったスミルノヴァスは、フラフラと倒れる。なおも秋山は、パンチを連打すると、レフェリーが試合を止めた。■
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