第0試合
HERO'Sルール/5分3R/72kg契約
3R判定3-0
×
金子賢

(日本/フリー))
vs
アンディ・オロゴン

(ナイジェリア/チーム オロゴン)

試合内容
 金子賢のプロ3戦目の相手は、アンディ・オロゴン。周知のようにボビーの実弟だ。前回は安廣一哉戦で、持ち前の身体能力を発揮したばかり。 打撃のアンディか、寝技の金子か、HERO'Sルールで行われるこの試合は、どちらが勝っても初めて。お茶の間のファンの関心も集めた二人の闘いは、どちらが勝つのだろうか。

 1R、プレッシャーをかける金子。左ハイキックを放ち、組み付く。すかさずテイクダウンを奪うと、金子は寝技へ。ハーフガードをとるアンディ。金子はアンディの足のフックを外し、マウントポジションの奪取に成功。だが、この先の展開へつなげることができずにブレイク。立ち技からの再開となり、右ハイキックを放つアンディ。金子はまたしても組みつき、テイクダウンを奪い、パンチをコツコツと打っていった。

 2R、飛び込んで蹴りを打っていく金子。アンディは、これをかわし、左ローキック、右ハイキックをヒットさせる。組みつく金子を振り回し、さらにローキック。金子はタックルへ入り、アンディはガードポジション。失速していく金子は、タックルを失敗することが目立つようになる。右ハイキックが首筋に入り、揺れる金子。そのあともローキックをもらい、金子が追い込まれた。

 3R、アンディは左ローキックを連発。金子は組みついて何度も寝技へ持ち込むが、その先を仕掛けることができない。立ち技での攻防となると、アンディの左ローキックがヒットする。金子はこれを必死になって耐えるが、劣勢になっているのは明らか。勝負は判定となり、3−0でアンディが勝利を収めた。■

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コメント
ph コメント
「(今の心境は)普通に悔しいです。負けたからなにを言っても…。(序盤は作戦通りですか?)そうです。マウントもとって、いけると思いました。負け惜しみ言ってもしょうがないですけど、ブレイクが早かったですね。(手応えは)あります。相手も見えましたし、セコンドの声も聞こえました。終盤は疲れましたけど、なにかされたという印象はないです。(寝技のフィニッシュまであと一歩ですね)これからやろうと思ったときのブレイクが早かったです。でも、自分が上になったときに、相手の力強さは感じましたね。(アンディ選手が勝因はハートだ、と言っていました)そうじゃないですか? 消化不良はないです。体力的には疲れました。2R、3Rは経験がないですから。やろうとしたことをある程度はできました。負けたのは弱いからです。ローキックは最後、痛かったです。(魔裟斗、桜庭選手からはなにかアドバイスは)タックルのフェイントで左を被せて行け、と言われました。それに前田さんからもアドバイスをもらいました。フェイントをすると、相手が出てこなかったですね。(引退に関しては)言わされた感もありますけどね(笑)。呼ばれることはないかも知れませんけど、一生懸命やっているのを伝えたかっただけですから。いい経験をさせてもらって、普通はできないことをこの一年でやらせてもらいました。格闘技は続けます。プロでもアマチュアでも関係ないです。そこじゃないですから。(ファンは勝つところが見たいと思いますが)それが出るな、という意見を上回れば出ます。僕は褒められて伸びるタイプですから。格闘技は続けます。あとはみなさんが決めてください。(来年の芸能活動に関しては)事務所とは2年間は好きにやらせるけど、そのあとは話し合いになっています。僕は蓄えがないんで、明日からどうしていいかも分からない状態ですから。でも仕事のことは考えてないです。あいつの生き方、嫌いじゃない、と言われるようになりたいです(2007年の目標は)なってから考えます」■
 
アンディ・オロゴンのコメント
「(試合の感想は)なにより勝ててよかったです。勝っていい笑いで年が越せますよ。笑う角には福来たる、ですね。(ローキックは狙っていた?)作戦ではないです。1Rは緊張でガチガチだったんですけど、2Rから冷静になれました。弱点を見つけた、と言ったとおりに攻めました。中に入られないようにというのもありましたけど。(寝技の対応がうまくできていました)僕もビックリしています。昔、総合をやっていたのが体に残っていました。本当に嬉しいです。練習して損はないんですね。(今後、総合の試合は)ないです。相手の弱点が見つかればやるかも知れません。カネコ選手の試合、映画、ドラマを見て弱点を見つけました。それは気持ちです。パンチやローキックではなく気持ちですね。それは組み合う前から分かっていました。でも1Rは緊張しました。ピンチでしたね。(ボビー選手からはなにか?)まだなにも。試合前ですから。(2月のK-1MAXに出場は)分かりません。訊いていなかったんですよね。また一から試合に向けてがんばります。(金子選手の印象は)寝技の選手なので今日の試合は前回の安廣戦よりも不安でした。勝てて本当によかったです」■
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