第3試合
HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約
1R1分48秒、腕ひしぎ十字固め
×
上山龍紀

(日本/U-FILE CAMP町田)
vs
ビトー“シャオリン”
ヒベイロ

(ブラジル/ノバウニオン)

試合内容

 ついに世界一の寝業師と呼ばれるビトー“シャオリン”ヒベイロが、HERO’Sに初参戦。今年のミドル級戦線は、彼がポイントとなる可能性も高く、同じ階級の選手ならば間違いなく気になる存在といっていい。このシャオリンと対戦するのは、上山龍紀。「世界のトップ中のトップと闘えるのは光栄ですが、この試合で勝てばトーナメント優勝も見えてくる」と気合い満々。上山はシャオリンを下し、一気にミドル級トップ戦線に躍り出たいところだ。

 1R、ジャブを打ちつつリングを回る上山。シャオリンは左フックを放つ。上山はインローをヒットさせる。するとシャオリンは、タックルへ。上山はガードポジションをとる。シャオリンはあっさりとパスに成功すると、サイドに回りつつ、腕を狙う。上山は回転させてディフェンスするが、シャオリンは三角絞めに入りつつ腕十字に固める。これがガッチリと入り、上山はタップした。あまりにも短い時間に会場のファンは茫然自失。シャオリンは、やはりミドル級の優勝候補に浮上した。■


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コメント
gergey ビトー“シャオリン”ヒベイロのコメント
「(試合の感想)勝てて嬉しいよ。初めてのHERO’Sの試合で緊張していたんだ。でも、練習の成果で、いい試合ができて満足している。(上山の印象)非常にいい選手だ。戦術があったね。サイドに動いて、パンチを出してきた。動きのなかで、足を捕まえてテイクダウンを取れたし、アームバーが決められてよかったよ。(イージーな試合だった?)決して簡単ではない。いろんな経験で闘った選手のなかでも、ウエヤマは下じゃない。簡単に見えたのなら、それはトレーニングの結果だと思うよ。(次はトーナメント参戦?)もちろんトーナメントを狙っている。世界のベストファイターたちと試合がしたい。HERO’Sはいい選手集まっているし、自分がどれだけできるのか楽しみだね。本当に今日はありがとう。ファンにも感謝しているよ。たくさん日本で試合がしたいね」■
 
上山龍紀のコメント
「(相手の印象)やっぱり寝たら強かったですね。最初、腕を狙われて、抜けかけて…。抜いたんですけど、引っかかって、さらに次って来たんで。しつこいですね。パワーは感じないけど、うまいです。うまさがありましたね。(作戦は距離を置いて打撃?)距離を置いてパンチ、タックルを考えて、グランドで足間接を狙っていたんですけどね。ローキックの手応えがあって、攻めて行こうと思ったんですけど、詰められてテイクダウンを奪われました」■
gergey
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