第4試合
HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約
1R3分29秒、ドクターストップ
×
高谷裕之

(日本/WK高谷軍団)
vs
アンドレ・ジダ

(ブラジル/シュートボクセ)

試合内容

 桜庭和志の推薦でHERO’S出場を決めた、ブラジルの名門シュートボクセ所属のアンドレ・ジダ。「シュートボクセのような一流のジムの選手と闘えて光栄です」と語っていた高谷裕之に対して、ジダは前日の会見でおでこがつくほど睨みつけた。先輩のヴァンダレイ・シウバへの敬意を表するために、同じような髪型にしたというジダ。喧嘩番長と、殴り勝つと宣言したジダの対決は、壮絶な試合になりそうだ。

 1R、ジダは左ローキック、鋭いジャブ、右フックと宣言した通りにアグレッシブに攻めていく。高谷もワンツーを返していくが、ジダはかわしつつ右アッパーをヒットさせる。高谷は右ローキック、右フックを打っていくが、かわされてしまう。ジダは右フック、アッパーと一気に畳み掛ける。高谷はタックルに入るが、ジダに切られる。追い込まれた高谷は、右フックを決めたが、ジダはかまわず右フックを返す。お互いに一歩も引かない。もつれて倒れると、ジダがバックマウントへ。パンチを打ちつつ、チョークに移行。ジダは右ヒザ蹴り、フックで連続攻撃。高谷は鼻からの出血が多く、レフェリーが試合をストップ。ドクターがこれをチェックすると、大きなダメージがあったのか、ゴングが鳴らされる。高谷のTKO負けとなった。■


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コメント
gergey アンドレ・ジダのコメント
「(試合の感想)今日は勝てて嬉しいです。タカヤは言った通り、僕と打ち合いの喧嘩をして、最後は僕が勝ちました。日本最大のHERO’Sで、総合の試合に勝ててよかったです。ファンが僕のファイトを気に入ってくれたらいいですね。この機会を与えてくれたHERO’Sに感謝しています。(パフォーマンスは自分で考えた?)そうです。今日の入場曲は、友人が作曲してくれたものです。歌詞は自分で書きました。“聖なる加護”という内容の歌です。勝利を願って友人が作ってくれたものです。この曲で入場できて気分がいいです。もし、みなさんの記事に、曲のことを書いてくれると嬉しいです。ブラジルでは違う入場曲なんです。(高谷の打撃)力は強かったです。でも、僕もマウリシオ・ショーグンやヴァンダレイ・シウバらに指導されているので、耐える訓練はしてきました。その一方でタカヤにリスペクトの気持ちはあります。いい選手でした。日本のファン、気に入ってくれたかな? いつもシュートボクセのKOを追い求めていくし、ファンが総立ちになる試合を追い求めます。僕はムエタイの選手なので、K-1 MAXでも試合をしたいですね。そして、マサトと試合がしたいです」■
 
高谷裕之のコメント
「楽しかったけど今日の勝負は、俺の負け。(相手の印象)向こうの方が喧嘩慣れしてたね。俺の鼻が先に折れてドクターストップ、しょうがない…」■
gergey
 
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