第8試合
HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約
1R3分38秒、変形チョークスリーパー

宮田和幸

(日本/フリー)
vs ×
ブラックマンバ

(インド/フリー)

試合内容

 ジュニアの誕生でモチベーションを上げているブラックマンバは、すっかりケガも癒えて、ミドル級のベルトに狙いを絞ったようだ。昨年は所英男をKOして、宇野薫からもダウンを奪った脅威の毒針(ヒザ蹴り)が、今度は宮田和幸に襲い掛かる。宮田は、レスリングでオリンピックを目指している途中だが、本業はやはりこのHERO’Sの舞台。仕切り直しとなるこの試合は、宮田にとって大きなターニングポイントとなりそうだ。

 1R、右ハイキックを放ったのはブラックマンバ。これにはヒヤリとさせられる。続いて、マンバは左フック。宮田はタックルに入るが、これは切られてしまう。マンバは、ジャブ、左フック、前蹴りと鋭い蹴りが飛ぶ。宮田は組み付くと、投げを狙う。マンバはディフェンス。するとマンバは、飛びつき腕十字へ。宮田は腕をロックしてガード。抱え上げてマットへ叩きつけ、ここから脱出するとパウンド攻撃。サイドポジションを奪った宮田は、ガードポジションに戻されたが、再び奪い返す。アームロックを狙うが、これをマンバは外す。立ち上がったところに宮田は上からがぶり、フロントチョークのような体勢に。これがガッチリと極まり、マンバはタップ。宮田が一本勝ちを奪った。■


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コメント
gergey 宮田和幸のコメント
「(相手の印象)レスリングが強かったのと、意外とトータルファイターだなって思いました。最初倒れなかったときと、下から腕十字が入ったときはビックリしましたね。(ヒザへの恐怖)出入りには気を付けました。組んだときに、ちょっともらってしまって、痛めているんです。それにアメリカでお世話になったマック高野さんが相手のセコンドにいて複雑でしたね。相手もマックさんの選手だったんで。(これからの予定)もう1回、アメリカのマックさんのところに行って、トレーニングをしたいです。パワーアップしてレスリングにも出て、HERO’Sにも出ますよ。レスリングの練習は総合にも大事な要素なので、週に2,3回はトレーニングに入れていきたいです」■
 
ブラックマンバのコメント
「試合全体はベストを尽くせた。でも、グラウンドでは向こうが一枚上手だったね。僕は自分の国で違う仕事をしているんだ。週4回しかトレーニングをできない状況では厳しいね。HERO’Sの舞台はレベルが高いから。スタンドなら違う結果になると思うけど…。どうしてもグラウンドに引き込まれてしまうからね。仕事を取るか、格闘家1本で行くのか、どちらかを決断しなくてはいけないな。次に来るときはもっと強くなって帰ってくるよ。(MAXとHERO’S、どちらがメイン)両方で闘いたいね。週4回のスタンドのトレーニングではMAXがメインになると思うけど。勝敗もだけど自分が納得できる試合ができるかが大事なんだ。MAXでもチャンスあればベストを尽くすよ」■
gergey
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