第10試合 HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約 |
1R3分00秒、腕ひしぎ十字固め |
○
所英男
(日本/チームゼスト)
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vs |
×
安廣一哉
(日本/正道会館)
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“名勝負製造機”の所英男が、地元の岐阜県から近い名古屋での開催とあって、大応援団がかけつけた。そんな所の相手は、安廣一哉。当初は永田克彦が所と闘うことになっていたが、練習中のケガ(眼窩底骨折)で欠場に。急遽、安廣が代わりを務めることになった。
1R、お互いに見合う場面が続く。所は右ローキック、安廣はジャブから右ローキックを返していく。所は打撃を安廣は寝技を警戒しているためか、二人とも踏み込みは甘い。所の右フックを、安廣がバックステップでかわす。左ハイキックを見舞う所。打撃を警戒してきた安廣に対して、所は片足タックルへ入る。テイクダウンに成功した所は、マウントポジションを奪う。エビで返した安廣だが、これは罠だった。所は三角絞めの体勢へ。そして腕十字固めを極めて、安廣はタップ。所が狙い通りの一本勝ちを収めた。
マイクを握った所は、「名古屋の皆さん、岐阜県の揖斐郡出身の所英男です。波乱続きのHERO’Sですが、名古屋でまた試合ができればと思っています。今年こそ、チャンピオンになれるように頑張りたいと思います。最後に、前田さん、ご結婚、おめでとうございます」とメッセージを送った。■
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