第10試合
HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約
1R3分00秒、腕ひしぎ十字固め

所英男

(日本/チームゼスト)
vs ×
安廣一哉

(日本/正道会館)

試合内容

“名勝負製造機”の所英男が、地元の岐阜県から近い名古屋での開催とあって、大応援団がかけつけた。そんな所の相手は、安廣一哉。当初は永田克彦が所と闘うことになっていたが、練習中のケガ(眼窩底骨折)で欠場に。急遽、安廣が代わりを務めることになった。

 1R、お互いに見合う場面が続く。所は右ローキック、安廣はジャブから右ローキックを返していく。所は打撃を安廣は寝技を警戒しているためか、二人とも踏み込みは甘い。所の右フックを、安廣がバックステップでかわす。左ハイキックを見舞う所。打撃を警戒してきた安廣に対して、所は片足タックルへ入る。テイクダウンに成功した所は、マウントポジションを奪う。エビで返した安廣だが、これは罠だった。所は三角絞めの体勢へ。そして腕十字固めを極めて、安廣はタップ。所が狙い通りの一本勝ちを収めた。

マイクを握った所は、「名古屋の皆さん、岐阜県の揖斐郡出身の所英男です。波乱続きのHERO’Sですが、名古屋でまた試合ができればと思っています。今年こそ、チャンピオンになれるように頑張りたいと思います。最後に、前田さん、ご結婚、おめでとうございます」とメッセージを送った。■


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コメント
gergey 所英男のコメント
「(地元でメイン、緊張は)下手な試合はできないというのはありました。でも、試合が始まればどこでも一緒です。あんまり気にならなかったですね。(タックルに行けなかった?)プレッシャーもあったし、打撃も見れたら見ようと待っていたんです。去年よりは落ち着いてやれました。パンチが来ても見れるように、せっかくストライカーとやれるんで試そうとしたんですけど、やっぱり怖いですね(笑)。(今年はチャンピオンになる発言に関しては?)…。(ほかの試合)見てました。 1Rで決着つく試合が多くて、こういうのもあるんだなと思いました。意識はあんまりしてないですけど、長いことやった方がいいのかなって(笑)。(ライバルの試合)宇野選手は安定した強さがありましたし、宮田選手はズバ抜けていました。高谷選手は根性が違いますね。すごい選手ばっかりなんで、トーナメントをしたらいい大会になると思います。(シャオリンの参戦)上山選手が一本取られるのなんて、見たことがないんでビックリしました。(闘うとなったら)勝てるイメージないけどやってみたいです。(リングスの関係者が多かった)ウワーって思いました。いいなって思います。(そのなかでメイン)意識しないようにしたんです。ただ、最後に試合があるって感じで。(地元でファンの歓声)試合が終わってから知り合いが叫んでくれてて、東京と違うなって思いました。(海外)オファーがあれば考えます。(今日は実家?)今日はホテルです。すぐ向こうで仕事が入っているので。(終わってから家族とは)握手したんですけど、僕よりセコンドにありがとうと言っていました(失笑)」■
 
安廣一哉のコメント
「(急なオファーに)簡単に行かないのは分かっていたけど、身に沁みましたね。(腕は)伸びました。検査はしましたよ。伸びちゃいました。(準備期間は短かった?)所選手とやるなら、しっかりしたかったですよ。でも受けたからには、自分が弱かっただけです。(作戦)距離を取って、正面に立たないということです。前半はわりとうまくいったんです。(目標は)MAXで世界一です。メインはMAXですね、どっちつかずになりたくないので。総合はスタンドに活かせるので、割合を考えて取り入れたいですね。打撃メインでやりたいです。バランスを崩さず、MAXに出たいですね」■
gergey
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