オープニングファイト3 HERO'Sルール/5分2R延長1R/90キロ契約 |
1R1分11秒、TKO
※レフェリーストップ |
×
シン・ヒョンピョ
(韓国/Team Lazenca)
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vs |
○
ベルナール・アッカ
(コートジボアール/フリー)
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シルム(韓国相撲)からの刺客としてプロに転向したシン・ヒョンピョが、1年の修行を積み、いよいよデビューすることとなった。対するは、ベルナール・アッカ。彼は、お笑いコンビの『塩コショー』の『塩』をやっている異色のタレントファイター。空手やテコンドーを経験しており、その実力はかなりのものと評判が高い。ボビー&アンディのオロゴン兄弟の例もあるように、アフリカ人のポテンシャルは侮れない。一体、どんな試合になるのだろうか。
1R、シンは右ローキック、左ローキックと連続で蹴りを出す。アッカは右フック、右ストレート、左ハイキックと打撃を中心に攻める。シンは右ローキックをヒットさせるが、アッカはディフェンス。すると右ハイキックをまともにシンの首筋へ。ハイキックのスネの部分を首筋にもらったシンは、腰を落としそうになる。だが、信じられないことにこれを踏ん張り、アッカはパンチをラッシュ。だがシンは、猛攻に耐えるとタックルへ入る。これを切ったアッカは、鋭い左右のストレートを繰り出す。顔を下に向けたシンに、下からアッパーを連続。シンが顔をそむけたところで、レフェリーが割って入った。シンの打たれ強さにも驚かされたが、それよりもアッカのこの能力の高さは、もはやタレントではない。アッカが、オロゴン兄弟に続いて衝撃のデビュー戦をKO勝ちで飾った。■
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