第6試合◎ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦
HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約
3R判定3-0

宇野薫

(日本/和術慧舟會東京本部)
vs ×
永田克彦

(日本/新日本プロレス)

試合内容

一昨年3位、昨年準優勝の宇野が悲願のミドル級トーナメント優勝を目指し登場! 対するは、『Dynamite!! USA』でイザイア・ヒルを破り勢いに乗る永田克彦だ。永田のセコンドにはアメリカン・キックボクシング・アカデミーのジョン・フィッチの姿。宇野は気合い十分の表情で入場だ。
1R、永田がジャブ、ローでプレッシャー。宇野はパンチでそれを迎え撃つ。宇野のローに合わせ、永田が右ストレート。永田のパンチも切れ味がある。宇野の左ローがヒット。永田の右ストレートが宇野の顔面を捕らえる。永田に組み付きに行くが、両者離れる。宇野がワンツーから左ロー。ジリジリと永田との間合いを詰める。1R終了間際、宇野のパンチが永田にヒット。永田も負けじと打ち返すが、ここで1R終了のゴング。
2R、いきなり永田が組み付きに行く。宇野はコーナーを背に。一旦離れるも、再度永田は組み付きに行く。両者離れ、スタンドの展開が続く。互いに手数は出すものの、決定打はなし。宇野が右ローを2発。さらにパンチで追い込みに行くが、永田は組み付いてガード。永田は宇野の太ももにヒザ蹴り。一方の宇野はパンチを放つ。ここで2R終了。

3R、永田が組み付き、宇野をコーナーへ。永田のヒザ蹴りが宇野の股間へ。金的攻撃でしばしインターバル。再開。宇野の打撃に合わせ、永田がタックルへ。テイクダウンに成功するが、宇野は立ち上がる。ここで、永田の左目じりから出血がありドクターチェック。再開。永田のローに合わせ、宇野が右ストレート。永田が組み付きテイクダウンに成功するが、宇野がスイープに成功しマウントへ。ここで再び永田の左目じり出血が激しく、再度ドクターチェック。宇野のマウントポジションから再開。ここで永田は腹筋で宇野を浮かせると足を入れガードポジションへ。立ち上がる両者。宇野の左ローが強烈だ。ここで試合終了。判定の結果は、3-0フルマークで宇野が勝利。宇野がミドル級トーナメント準決勝に駒を進めた。勝った宇野は「今日は台風が逸れていい天気になったんでいい試合になると思いました。試合内容には納得いかないんですが、9月までに練習して次に繋げたいと思います。よろしくお願いします」とマイクアピールした。■


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コメント
uno 宇野薫のコメント
「(永田選手の印象は?)永田選手っていうよりは……自分の動きが固すぎたというか。残りの日本人選手が自分と永田選手だけなので、去年と同じプレッシャーみたいなものがあったのかなって。負けたらあとがないとか言い始めたらきりがないですけど、そういういろんなことで固くなったみたいです。ほかの選手もみんな強い、こんな試合をやってたら勝てないなと思いました」■
永田克彦のコメント
「(宇野選手は)やっぱり上手かったです。百戦錬磨だけあってちょっと上手さにやられたって感じです。打撃で圧力かけて、組んで、倒してパウンドを打つ作戦だったんですけど、ちょっと通じないところがあった。組んでから上手く倒せなかったところが敗因だと思います」■
nagata
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