第10試合◎ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦 HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約 |
1R4分48秒、腕ひしぎ十字固め
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×
アンドレ・ジダ
(ブラジル/シュートボクセ アカデミー)
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vs |
○
J.Z.カルバン
(ブラジル/アメリカントップチーム)
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数々の死闘を演じてきた『HERO'S 2007 ミドル級世界王者決定トーナメント』の頂点に立つ男がついに決まる! 準決勝で完勝をおさめ勝ち上がってきたジダとカルバンが拳を交える。準決勝を完全無傷の秒殺勝利で駆け抜けたカルバンがやはり有利か!?
先に入場はカルバン。またしてもブラジル国旗とアメリカントップチームのフラッグを胸に登場。キャップを目深に被りステージで延々とダンスを披露する余裕。あとから入場のジダも準決勝に続きストロングマシンのマスクで入場! セコンドには柴田戦を終えたばかりの桜庭和志の姿も。
1Rスタート、両者パンチを打ち合うスタンドの攻防。ジダのパンチが数発ヒット。だが飛び込んで先にテイクダウンに成功したのはカルバン。そのまま上の態勢から脇腹にパンチを入れていく。ジダは下からカルバンの両腕を掴み、打撃を封じる。なんとか反転して上の態勢になりたいジダだが、カルバンはこれを許さず。ここでカルバンは一瞬のスキをついて肩固めの態勢に。これは完全には極まらず。だがカルバンはすぐさま腕十字へと移行。これでジダの右腕が完全に伸びきり、ジダはたまらずタップ。終わってみればカルバンが完全無欠の優勝を成し遂げた! リング上で余裕の笑顔を浮かべるカルバンと狂喜乱舞するアメリカントップチームの面々。マイクを取ったカルバンは「今夜はふたたびHERO'Sのミドル級王者になれてうれしい。俺がやれるだけのすべてをやった。ここまで来るのに多くの人の力添えがあった。俺は日本が大好きだ。皆さん、喜んでもらえたかな? これからも応援をよろしくお願いします。サンキューベリマッチ!」と優勝の喜びを語った。ミドル級最強の男は、J.Z.カルバン!!
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