あのヴォルク・ハンの弟子にあたるロシアのマゴメド・スルタンアクメドフがCMA KOREA所属、イ・ウンスとオープニングファイト第2試合で激突。韓国人ファイターのウンスの登場を会場は大歓声で迎え入れる。あとから入場のマゴメドはリングインすると、ウンスのコーナーに向かいウンスとがっちり握手。
第1ラウンド、サウスポースタイルのマゴメドに対し、ウンスは顔を突き出し、ノーガードでマゴメドにパンチを入れていく。マゴメドはこれをうまくガードし、クリーンヒットはなし。ウンスの左ローに合わせてマゴメドが左ストレートを当てる。この一発を契機にパンチ勝負に出る両者。この攻防でマゴメドは左目尻をカットし、タイムストップとなるが、ダメージ少なくすぐに試合再開となる。再開後、またしてもノーガードスタイルのウンスはさらに両手で「来い、来い」とマゴメドを挑発。だが、マゴメドの右のパンチがクリーンヒットし、追い打ちの左ハイキックで態勢を崩すとそのままマゴメドが片足タックルからウンスをテイクダウンさせることに成功。ダメージのあるウンスにマゴメドは冷静に上からパウンドを顔面に入れ、ウンスの戦意喪失を確認したレフェリーが試合をストップ。マゴメドは余裕の笑顔でリングをあとにした。