第1試合
HERO'Sルール/5分3R/93キロ契約

1R3分05秒、TKO ※レフェリーストップ(腕ひしぎ十字固め)

×
ベルナール・アッカ

(コートジボアール/フリー)
vs
ポアイ菅沼

(アメリカ/BJ PENN MMA ACADEMY)

試合内容

ベルナール・アッカが韓国の地で復活を賭け、BJペンMMAアカデミー所属でパンクラスのリングでも活躍したポアイ菅沼と激突する。静かに入場してきたポアイと対照的にアッカはテーマ曲のリズムに合わせ、ノリノリで入場。かつて韓国でテコンドー留学をした経験を持つだけに、テコンドーの道衣を入場コスチュームとして着用してきた。
第1ラウンド開始早々、先に仕掛けたのはポアイ。あっさり下半身へのタックルからアッカをテイクダウンさせることに成功すると、上からパウンドを入れ肩固めの態勢に。これは極まらずも、ポアイは動きを休めることなく防戦で亀の状態になったアッカをバックマウントからパウンド、そしてチョークスリーパーを狙っていく。アッカはここまで防戦一方。ここでまたしても肩固めの態勢に入るポアイ。そして肩固めを諦めたポアイはすぐさま腕十字へ移行。この腕十字が完全な態勢に入り、アッカは苦悶の表情を浮かべるもタップをする意思はなし。しかし、この態勢をアッカが変化させることはもはやできないと判断したレフェリーは試合をストップ。ポアイが快勝をおさめた。負けたアッカは「クソー!」と大声で叫びながら退場し、悔しさを表した。それは試合をストップさせられた悔しさか、それともいいところをまるで見せられなかった悔しさだったか?


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コメント
ポアイ菅沼のコメント
(※すべて日本語で)
──試合の感想は?
ポアイ 楽しかった。アッカさんは力がすごかった。
──思い通りの試合?
ポアイ 私のほうが寝技うまかったね。完勝だったと思う。
──HERO'S初参戦の感想は?
ポアイ HERO'Sに立てて嬉しい。ファンも最高だった。
──今後闘ってみたい相手は?
ポアイ 誰でもいいよ(笑)。
ベルナール・アッカのコメント
──最後の腕十字は極まっていた?
アッカ ぜっんぜん、極まっていないですね! ちゃんと極まらないように捻っていましたし、強引に抜いちゃうと極まると思ったので、じっとして相手が動くのを待っていました。「ここだ!」と思った瞬間に、止められました。
──納得いっていない?
アッカ 全然納得してないですね。
──劣勢に見えました。
アッカ マウントを取られた時、パウンドだけは気を付けようと思っていました。もう1回、ビデオを見てもらえば分かると思うんですけど、まともに入ったのは1発だけ。ただ、印象は悪いなぁと。……ほんと、(ポアイは)足も締めていなかったし、「よっしゃー! 抜ける!!」と思ったら止められて、一番イヤな負け方をしちゃいました。
──抗議しますか?
アッカ 抗議しても変わるもんではないですからね。そこは、セコンドと相談してからです。抗議するよりかは、もう1回やったほうが早いんじゃないですか?
──ポアイ選手の印象は?
アッカ 相手の作戦勝ちですね。
──試合後に何か言っていたが?
アッカ 「極まっていなかったでしょ?」って聞いたら、「だって、立って闘う気はなかったから」と言われて、「なんだよぉ?!!」って(笑)。スタンドではボクのほうが自信ありましたね。でも、打撃には一切付き合ってくれませんでしたね。
──韓国のファンの前で試合をした感想は?
アッカ もっとカッコイイところを見せたかったです。
 
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