第1試合 HERO'Sルール/5分3R/93キロ契約 |
1R3分05秒、TKO ※レフェリーストップ(腕ひしぎ十字固め)
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×
ベルナール・アッカ
(コートジボアール/フリー) |
vs |
○
ポアイ菅沼
(アメリカ/BJ PENN MMA ACADEMY) |

ベルナール・アッカが韓国の地で復活を賭け、BJペンMMAアカデミー所属でパンクラスのリングでも活躍したポアイ菅沼と激突する。静かに入場してきたポアイと対照的にアッカはテーマ曲のリズムに合わせ、ノリノリで入場。かつて韓国でテコンドー留学をした経験を持つだけに、テコンドーの道衣を入場コスチュームとして着用してきた。
第1ラウンド開始早々、先に仕掛けたのはポアイ。あっさり下半身へのタックルからアッカをテイクダウンさせることに成功すると、上からパウンドを入れ肩固めの態勢に。これは極まらずも、ポアイは動きを休めることなく防戦で亀の状態になったアッカをバックマウントからパウンド、そしてチョークスリーパーを狙っていく。アッカはここまで防戦一方。ここでまたしても肩固めの態勢に入るポアイ。そして肩固めを諦めたポアイはすぐさま腕十字へ移行。この腕十字が完全な態勢に入り、アッカは苦悶の表情を浮かべるもタップをする意思はなし。しかし、この態勢をアッカが変化させることはもはやできないと判断したレフェリーは試合をストップ。ポアイが快勝をおさめた。負けたアッカは「クソー!」と大声で叫びながら退場し、悔しさを表した。それは試合をストップさせられた悔しさか、それともいいところをまるで見せられなかった悔しさだったか?
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