第3試合 HERO'Sルール/1R・10分、2R・5分・延長5分/85キロ契約 |
2R1分31秒、KO
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○
ホ・ミンソク
(韓国/CMA KOREA/釜山・東天白山ジム) |
vs |
×
柴田勝頼
(日本/ARMS) |

9月、桜庭和志に一本負けを喫した柴田勝頼が登場。CMA KOREAのホ・ミンソクを相手に勝って復活、そして『Dynamite!!』出場をアピールしたいところだ。
第1ラウンド、開始早々スタンドでの打撃勝負に出た両者の素早いフックが交差する。ミンソクが首相撲の態勢から柴田のボディにヒザを入れていくが、柴田もミンソクの足をつかんでテイクダウンを狙っていく。だがミンソクの腰が重くここはテイクダウンならず。離れた両者は、距離を取りながらまたしてもスタンドでの打ち合いを演じる。今度は柴田が首相撲からのヒザ蹴りを繰り出すが、ミンソクも左右のフックで呼応し、もつれあうようにグラウンドの態勢へと移行する。ここでミンソクが上の態勢になり、パウンドを柴田の顔面に的確に入れていく。グラウンドの態勢になってから柴田の動きがストップ、なんとか下からミンソクの左足を取りにいくが、ミンソクはこれを許さずなおも上からパウンドをコツコツと入れていく。だがグラウンドで膠着気味となりレフェリーはスタンドでの再開を指示。グラウンドでの攻防で疲れの出てきた両者は、スタンドでもコーナーでもみ合う展開に。ミンソクの右ヒザが柴田の顔面をとらえた以外はクリーンヒットはなし。
第2ラウンド、疲れの見える両者はめっきり手数が減り、スタンドで見合う状態が続く。だがミンソクの右ヒザがまたしても柴田の顔面をとらえる。疲労困憊の表情を見せる柴田をコーナーに押し込んだミンソクは離れ際に右アッパー2発、右フックをクリーンヒットさせついに柴田はダウン。ミンソクがKO勝ちをおさめた。ミンソクは泣きながら喜びをアピール、敗れた柴田は肩を落としながらリングをあとにした。
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