オープニングファイト
K-1ルール/3分3R
1R1分43秒、KO ※右ローキック。井上は右ローキックでダウン2あり

立川隆史

(日本/TRYOUT)
vs ×
井上由久

(日本/武勇会/四国中央支部)

試合内容

『Dynamite!!』のオープニングファイトに興味深い一戦(K-1ルール)が実現した!! 12・8K-1 WGP FINALで初のKO勝利を挙げた立川隆史が、大晦日『Dynamite!!』の舞台で井上由久と大勝負をする。立川はプロ野球の元ロッテの4番を務めたこともあり、K-1へ転向。トライアウトからスタートして、地獄の合宿、マイク・ベルナルドとの南アフリカ合宿、『K-1 TRYOUT SURVIVAL』でのヤン戦を経て、K-1ファイターとして順調な成長を遂げてきた。今回はその真価を問われる一戦になることだろう。一方の井上は、空手、グローブ空手、キックを経験してきたベテラン。この試合の前に、子供が大病を患い、闘うかどうか迷っていたという。井上は、子供とともに自らも勝利を勝ち取るためにリングへと向かう。
 1R、立川は得意の右ローキック。井上はこれをディフェンスすると、ジャブからの右ローキック。そして、左フック、左ローキックを飛ばしていく。立川はガードを固めつつ、右ローキック。井上は右フック、右ハイキック、バックブローで畳み掛ける。この直後、井上の蹴りがローブローとなり、試合が中断。再開すると、立川は右ローキック、ワンツーで攻める。井上はヒザ蹴りで対抗。これをかわした立川は、右ローキックをヒットさせる。これがまともに入り、たまらず井上がダウン。立ち上がった井上に、立川は右ローキックを連発。これで井上はダウン。それでも立ち上がる井上。井上は、左ハイキック、右フックで逆転を狙う。立川は、左アッパーから右ローキックを決めて、KO勝ち。井上は最後まで頑張ったが、立川のパワーには負けてしまった。■


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コメント
立川隆史のコメント
――試合の感想は?
立川 よかったです(微笑)。いい年越しができそうです。
――大阪ドームでの試合に関しては。
立川 バスの入り口も野球時代と同じで、違和感はなかったです。
――『Dynamite!!』出場は?
立川 もっと緊張するかな、と思ったんですけど、何回も来ている大阪ドームなので、わりと緊張なく入れましたね。
――ローブローは効いた?
立川 痛かったですよ。でも、僕らしいな、と思っていました(苦笑)。
――井上由久選手の子供が病気だという話は、気になった?
立川 正直、気になりました。でも、そこで気を抜いて闘っても、それは井上選手やファンに失礼なので、全力で闘いました。
――ローキックの足応えは?
立川 足応えはありました。効いたなという感覚はありました。
――ホームランを打ったときと、どっちが気持ちいい?
立川 あんまりホームランを打ったことがないので…(笑)。でも、両方とも気持ちいいですね。
―――来年の目標は?
立川 今は試合が終わったばかりでホッとしています。まだ先のことは考えられないですね。試合が終わって、家族にも会ってきたんですけど、「ローブローは大丈夫?」と言われました。今は試合に出られたこと、勝てたことが嬉しくて考えられません。
――ロッテの応援団も来場していたが。
立川 あのコールがあってリングに向かうんですけど、すごくパワーをもらえます。
――下柳剛投手となにか会話は?
立川 試合前に「ケガはするなよ」と言われたんですけど、しますよって答えました(笑)。試合後は「よくやったな」と言ってくれました。
――足を引きずっているが。
立川 これは自分から蹴りに行って、ガードされたことで痛めました。ダメージは少し、ありますね。
 
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