第1試合 K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント1回戦@
K-1ルール/3分3R/60キロ契約

3R判定3-0 ※30-27、30-27、30-29


HIROYA

(日本/フリー)
vs ×
才賀紀左衛門

(日本/大誠塾)

試合内容

高校生の最強を決める『K-1甲子園U-18日本一決定トーナメント』が、スタートする。注目は、なんといっても15歳のHIROYAだ。すでにK-1MAXの大会でも、数試合こなしているHIROYAは負けなしの4戦4勝。天才的な動きは、あの魔裟斗も「俺の後継者」として認めるほどで、年上との対戦になるが、日本一になりたいところだろう。そのHIROYAと闘うのは、藤鬥嘩裟の代わりに出場することになった、甘いマスクで期待のかかる才賀紀左衛門だ。幼少から空手を学んできた才賀の得意技は、多彩な蹴り。「見たこともない蹴りを使う」と豪語しており、ここでHIROYAを倒せば、一気に注目を集めることになるだろう。
1R、才賀は後ろ回し蹴り。HIROYAは右ローキック。才賀は左ローキック、左ハイキックと多彩な蹴りで攻める。HIROYAはワンツー。才賀は胴回し回転蹴り。スピーディーな攻防だ。HIROYAが右ローキックを連発。だが、HIROYAの左ローキックがローブローに入り、しばらく試合が中断。ダメージのありそうな才賀。HIROYAには口頭注意が与えられた。再開。才賀はカカト落とし。これをかわしたHIROYAは、右ローキック。ワンツーで入り、また右ローキック。才賀は、胴回し回転蹴り、後ろ回し蹴りと大技をつなげる。HIROYAはワンツー。才賀はヒザ蹴り、後ろ回し蹴りで対抗する。HIROYAの前蹴りが、才賀に突き刺さる。ややHIROYAの方が手数が多いか。
2R、才賀は左フックから右ハイキック。HIROYAは回り込んで左フックを打っていく。才賀は右ローキック。HIROYAはワンツーからローキック。蹴りが単発の才賀に比べ、HIROYAはパンチから蹴りにつなげている。HIROYAのサイドキックのような前蹴りが、とくにいい。才賀はこれで止められて、バランスを崩す。勢いに乗るHIROYAは、ワンツーで入っていき、右ローキック。展開は1ラウンドとあまり変わらない。
3R、HIROYAは前蹴りを連発。才賀はハイキックで攻めるが、当たらない。HIROYAは蹴りが飛んでくる瞬間に、サイドに回り込んだり、パンチの距離にしたり、完全に才賀の攻撃を防いでいる。そして、ローキック、ローキック、ローキック。そうかと思うと、左ボディを突き刺す。右のボディストレートが才賀の腹に直撃する。才賀はこれらの攻撃を受けながらも、ローキックや後ろ回し蹴りで対抗するが、HIROYAを崩すことはできない。判定決着となり、3−0でHIROYAが勝利。HIROYAが決勝戦へ進んだ。 ■


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コメント
  HIROYAのコメント
 
才賀紀左衛門のコメント
――判定には納得している?
才賀 納得してます。
――なにが足りなかった?
才賀 パンチの技術も足りなかったし…でも、こんなもんかと思いました。ローブローを蹴られて動けなかった自分が情けないです。応援に来てくれたファンやHIROYA選手にも申し訳ないです。でも1年、いや半年も頑張ればKOできます。HIROYA選手と僕とでは、もっと差があると思ったんですけど、こんなもんか、と思ったんで。一からキックボクシングをしっかり練習して、1年後は結果を出したいと思います。
――ローブローが流れを変えた?
才賀 あんなんで流れを変えられた自分が情けない…。
――前蹴りなどはやりづらかった?
才賀 うっとおしかったですね。でも、コンビネーションとか勉強になったんで、明日からパクって頑張りたいです。
 
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