第3試合
HERO'Sルール/5分3R/70キロ契約

2R1分33秒、チョークスリーパー

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宮田和幸

(日本/フリー)
vs
ヨアキム・ハンセン

(ノルウェー王国/フロントライン・アカデミー)

試合内容

総合格闘技マッチで、宮田和幸が強豪ヨアキム・ハンセンを迎撃することになった。ハンセンはPRIDE、修斗で活躍し、宇野薫、五味隆典、佐藤ルミナらを破ったこともある中量級のトップファイター。HERO’Sと『やれんのか!』の対抗戦として行われるこの一戦に際し、宮田は「立ち技も寝技も全部できる。そして顔が怖い(笑)。HERO'Sの代表としていい試合をしたいと思います」と意気込んでいる。打投極すべてにおいて進化を続けている宮田は、ハンセンを相手にどんなファイトを見せるのか!? 中量級実力者同士の闘いに注目だ!!
 1R、宮田は左フック、右ハイキック、ワンツーと打撃で攻めていく。ハンセンは左ストレート。宮田はこれをかわして右ローキック、左ハイキック、ワンツーとあくまでも打撃で勝負か。ハンセンもこれに応じて、左ストレート、右アッパーと長いリーチを活かした打撃技を繰り出す。すると宮田は、タックル、すくい投げ、そしてテイクダウンに成功した。ガードポジションをとるハンセンは、下から十字固めを狙う。宮田は、これをかわしてパウンド。左、右とパンチを落としていく。ここでスタンドからの再開。ハンセンは左ストレート、ヒザ蹴りで繰り出す。右のパンチが入って、宮田が倒れたところでラウンド終了のゴングが鳴らされた。
 2R、左フックを放つ宮田。ハンセンは左フック、ヒザ蹴り。これをかわした宮田は、テイクダウンに成功。ガードポジションとるハンセン。宮田は足関節狙いか。その瞬間、ハンセンがスイープに成功し、上をとる。パウンドを打つハンセン。宮田がこれをガードすると、ハンセンは腹固め、そしてチョークをとって一本勝ちを収めた。 ■


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コメント
ヨアキム・ハンセンのコメント
――試合の感想は?
ハンセン 一安心だね。勝ちたかったから、ホッとしている。
――宮田の印象は?
ハンセン レスラーらしい闘い方を一生懸命にやっていた。バランスなどは非常にレスラー然としていたよ。彼をひっくり返すのは大変だった。
――やりやすい相手だった?
ハンセン 決して闘いやすい簡単な試合ではなかった。私は前回の試合で負けたけど、いいレスラーと闘えた。それがいい経験になっていたよ。
――腕で足をフックしていたが?
ハンセン チョークの一歩手前だよ。ブラジルの柔術のテクニックの一つだ。これはミヤタ対策だよ。
――パンチの手応えは?
ハンセン 自分としては試合の初めの展開で力んでいたんだ。守らなければいけないものがあるように感じていた。でも、1Rにパンチが当たったことで、自分らしさを取り戻したんだ。
――HERO'SとPRIDEの対抗戦という意識はあったか?
ハンセン ルール的に私のファイトスタイルに合っているのはPRIDEだ。でも、それは終わりを告げた。私はやれることをしていくだけだ。自分自身との闘いだよ。
――守らなければならないものとは?
ハンセン 自分の生き様だ。MMAは私の生き方のすべてだ。この世界で生き続けたいと考えているからね。あと私から一言、いいかな? この機会を借りて『Dynamite!!』に感謝するし、支えてくれた人たちに感謝する。
宮田和幸のコメント
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