第4試合
HERO'Sルール/1R・10分、2R・5分、延長5分/85キロ契約

1R1分49秒、KO ※マウントパンチ


メルヴィン・マヌーフ

(オランダ/ショータイム)
vs ×
西島洋介

(日本/高田道場)

試合内容

元プロボクシングWBF世界クルーザー級王者、西島洋介が『やれんのか!』を代表して『Dynamite!!』に参戦。将来はK-1を視野に入れているという西島だが、今回は総合格闘技マッチでの試合となる。対するは、HERO'Sライトヘビー級トップファイターのメルヴィン・マヌーフだ。「全力でノックアウトします!」と語る西島。「俺は殴り合いを愛している」と豪語しているマヌーフだけに、殴り合いに呼応することは間違いないだろう。世界を獲った拳か? HERO'S&K-1で猛威を振るう狂拳か? 最後に立っているのはどっちだ!?
 1R、睨み合いからスタート。西島はダッシュして、突っ込んでいく姿勢をみせる。マヌーフはジッと待って動かない。インローで攻めるマヌーフ。これは、西島が足を引いてかわす。ジャブで様子をみる西島。マヌーフはフェイントをかけながら、打撃を打つ隙をうかがう。するとマヌーフは、左、右フックとパンチで畳み掛ける。コーナーを背に、ガードを固める西島。マヌーフの攻撃は止まらない。左、右、左とパンチが飛ぶ。そして、なんとマヌーフがタックルへ入り、両足をすくう。テイクダウンに成功し、サイド、マウントと流れるようにいいポジションをとっていく。左、右とパンチが西島の顔に落とされる。西島はエビで逃げようとするが、体勢は変わらない。マヌーフのパンチが次々と入り、動かなくなったところでレフェリーは試合を止めた。 ■


クリックで拡大
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
 
コメント
メルヴィン・マヌーフのコメント
マヌーフ まずオレからいいか? ニシジマはオレのボクシング技術をクズと言い、アマチュアと言っていたが、みんなは試合の結果を見てどう思う?
――クレバーな試合展開でした。
マヌーフ そうだ。これはボクシングだけの試合じゃない。MMAだ。ボクシングや空手、柔術もある。それをリングで出すんだ。オレはそれに則って試合をしただけさ。それに関してはトレーナーのマイクに感謝している。
――スタンドでもパンチを当てていたが。
マヌーフ パンチが当たったときは爽快な気分だった。相手はオレに当てられなかったし、ここに勝つために来たことを再認識したよ。
――西島のボクシング技術は?
マヌーフ ニシジマがオレのボクシングを卑下したから反応したが、ボクサーとしてはいいボクサーだ。オレはいつでも闘う相手に敬意を持っている。リングに上がっている時点で、人生をかけているからな。彼はグッドファイターだ。ボクシングのスタイルならもっといい結果が出せるよ。でも、MMAは違う。MMAで闘うなら、彼はもっと学ぶことがあるはずだ。
――HERO'S対PRIDEの対抗戦という意識は?
マヌーフ それは感じた。HERO'Sの象徴として、栄誉や闘う自分をリングで証明しようとしたよ。
――秋山成勲が『やれんのか!』に出場することは?
マヌーフ とくにオレがどうっていうのはないな。彼には彼の闘いがあるけど、少しは応援しているよ。
西島洋介のコメント
――試合の感想は?
西島 残念でした…。
――マヌーフのボクシング技術は?
西島 この試合はボクシングじゃなくて、総合なので…。
――敗因はどういった部分?
西島 試合はあんまり覚えていないです…。
――マウントのときから?
西島 意識はなかったです。
――チャンスをものにできなかったことに関しては?
西島 …とても残念です…。
 
Copyright (C) 2007 HERO-S Mail to:
Copyright (C) 2007 G.T.Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真およびテキストの無断転載を禁止します。