第5試合 HERO'Sルール/5分3R |
3R2分13秒、TKO ※タオル投入
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×
ミノワマン
(日本/フリー) |
vs |
◯
ズール
(ブラジル/B-TOUGH) |
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ミノワマンが仰天の無差別級マッチに挑む! 今度の相手は、ヒクソンを最も追いつめた男、レイ・ズールの息子ズール! ズールは200cm、185kgの超巨漢ファイター。二人の身長差は25cm、体重差はなんと94kgもある。さすがのミノワマンも「ズールは怪物。今まで闘った(スーパーヘビー級の)相手よりも、寝技も立ち技も、スピードもパワーもある」と警戒。謎のサッカー特訓を積んできたミノワマンだが、「ブラジルはサッカー王国。その血が流れている俺には効かないぜ。ネズミのようなお前を捻り潰す」とズール。ミノワマンは突破口を見出すことはできるのか!? 『ミノワマン第6話“新人類の巻”』はどうなるのか。
1R、ゴングが鳴ると同時に、ミノワマンはリングをグルグルと回る。ズールは、前へ出ながらもプレッシャーをかける。追いかけるズール。逃げるミノワマン。追いかけるズール。逃げるミノワマン。追いかけるズール。逃げるミノワマン。その合間に、ミノワマンが右のローキックがヒットする。走って、蹴る。これがサッカー特訓の成果か。ズールはなおも追いかけて、左、右のパンチをブンブンと振る。間一髪で逃げるミノワマン。だが、ついにつかまってしまい、上からがぶられて寝技へ。サイドポジションからズールは、パンチを落としていった。隙を見つけて立ったミノワマン。バックに回られたが、そのまま投げ飛ばす。が、その先には展開できず。ラウンドが終了した。
2R、右ローキックを放ち、またしても逃げるミノワマン。ズールは、凄い形相で追いかける。右ローキックをヒットさせて逃げるミノワマン。ズールは右フックをブーンと飛ばす。ズールが捕まえてテイクダウン。巨体を上に乗せて、アームロックを仕掛けるズール。これをかわしたミノワマンだが、ピンチだ。立ち上がるもコーナーへ押し付けて、ズールが体重を乗せてくる。脱出したミノワマンだが、ズールに捕まり、またしても寝技へ。バックをとると、ミノワマンにスリーパーを仕掛けた。上に乗られるだけでもかなりの負荷がかかるが、スリーパーも強烈だ。だが、ここもゴングに救われた。
3R、ミノワマンの動きが鈍い。さすがに疲れたか。ズールは、ジャブを連発し間合いを詰める。ヒザ蹴り、コーナーへ押し付け、ズールが足をすくってテイクダウンを奪う。ミノワマンが苦しそう。パンチが次々と落とされる。ミノワマンはどうにか腕でブロックをしているが、防戦一方だ。セコンドからタオルが投入されて、無情のゴングが鳴らされた。ミノワマンのTKO負けだ。 ■
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