第11試合 HERO'Sルール/1R・10分、2R・5分・延長5分/85キロ契約 |
1R4分10秒、KO ※マウントパンチ連打
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◯
ボブ・サップ
(USA/チームビースト) |
vs |
×
ボビー・オロゴン
(ナイジェリア/チーム・オロゴン) |
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大晦日『Dynamite!!』に4年連続出場! 史上最強の素人ボビー・オロゴンが、今度は野獣ボブ・サップに挑むことになった。サップの「ボビーはテレビタレントだからと一度はこのオファーを断った」とコメント。これに対し、ボビーは「自分を信じて、誰かさんみたいに試合直前にバックレないようにがんばります」とサップの“問題児ぶり”を牽制した。サップのパワーか? ボビーのポテンシャルか? これぞ大晦日! これぞダイナマイト! 激闘の行く末はいかに……!?
運動会定番のアップテンポな音楽が流れ、続いてなぜかオフコースの『さよなら』に曲がチェンジ。すると、金髪のボビーが登場した。運動会に『さよなら』、この意味が何を意味するのか分からないが、ボビーは嬉しそうに現れた。一方のサップは、いつもと変わらぬ入場で会場を沸かせた。
1R、ゴングが鳴るが、サップはいつもの突進をしない。サップが迫ってくると、ボビーは逃げまくる。それでも、“来い、来い”と手招きするボビー。本気なのか。追いかけてくるサップに、ボビーが右ローキックをパチン。逃げると、今度はアッパーをカツン。怒ったサップが、ボビーを追いかける。そして、ついにボビーが捕まってしまう。両足を掴んでテイクダウンを狙うボブ。ボビーは、バタバタと暴れて逃げようとする。ロープを掴み、うまいことボビーが脱出。スタンドから再開すると、サップが追いかけてボビーをキャッチ。万事休すとなったボビーは、サップにサイドへ回られてしまう。ヒジをゴリゴリとこすりつけるサップ。マウントポジションを奪い、鉄槌、パウンド攻撃をボビーへ落とす。そして、サップはアームロックを仕掛けた。不自然な形まで腕が曲がるが、ボビーはタップしない。なんと、その状態から逃げ出し、モグラ叩きのように下から鉄槌をサップの顔へ目掛けて、ポコポコと殴り始めた。サップは、上からパンチを次々に落としていく。鉄槌がサップの顔へ。パンチがボビーの顔へ。下と上の攻撃は、やはり上が有利。サップのパンチでボビーが止まると、レフェリーが割って入る。ボビーは健闘したが、さすがにサップにはかなわなかった。 ■
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