第1試合 5分2R |
1R 2:58 前方裸絞め
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×
ローマン・ゼンツォフ
(ロシア/レッドデビル) |
vs |
○
マイク・ルソー
(アメリカ) |

記念すべきファースト・マッチはローマン・ゼンツォフとマイク・ルソーのヘビー級対決。ヒョードルのトレーニング・パートナーであることから“皇帝の影武者”と呼ばれるゼンツォフは、豪快な左フックを武器にギルバート・アイブル、ペドロ・ヒーゾを下すなど数々のKO勝利を挙げてきたストライカー。対する初来日のルソーは現職の警察官という異色のファイターで、柔術のテクニックを活かした寝技を得意とする。KOか、一本か。対照的な選手同士の激突といえるだろう。
1R、ジャブで前に出るゼンツォフに対し、ルソーは片足タックルでテイクダウン。足を払ってパスガードし、上四方に固めると首を極める“ノースサウス・チョーク”を狙っていく。これは脱出するゼンツォフだが、ルソーはサイドポジションをキープ。再びノースサウス・チョークを仕掛けると、これが完璧に極まってゼンツォフがタップ! ルソーが寝技師の本領を発揮して一本勝ちを収めた。■
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