試合内容
国際大会47連勝。日本柔道が誇る五輪金メダリスト、古賀稔彦、瀧本誠らを破った経歴を持つ“韓国の柔道王”ユン・ドンシクが、『Dynamite!! USA』に電撃参戦! 迎え撃つは、2006年のHERO’Sライトヘビー級トーナメント準優勝のメルヴィン・マヌーフだ。台風のようなマヌーフのラッシュをかいくぐり、ドンシクは得意の寝技に持ち込むことができるか? 打撃のマヌーフ、寝技のドンシク。勝つのはどっちだ!?
1R、右のパンチのフェイントをかけつつプレッシャーをかけるマヌーフ。ユンは右ローキックをヒットさせる。マヌーフは強烈な左フック。これをかわしたユンは、強気にフックを返していく。圧力でユンを倒したマヌーフは、上からパウンド攻撃。これがユンの作戦なのか、引き込みを狙う。立ち上がると、マヌーフはヒザ蹴り。右フックでKOを狙う。ユンも負けずに右フック。マヌーフは右ハイキック。これが空振りとなり、ユンは組みついて寝技へ。下からの腕十字を仕掛けるユン。この危機から脱出したマヌーフは、左右のパンチで逆襲。コーナーへ押し込んで打撃を封じるユン。足をかけてテイクダウン。サイドからマウントポジションをマヌーフから奪う。マウントから鉄槌攻撃。そしてユンは腕十字へ。マヌーフは強引に腕を引き抜き、ここからも脱出。マヌーフが左右のフックを打っていったところでラウンド終了。観客席から、“テーハミング(大韓民国)”の大合唱だ。 2R、マヌーフは右ヒザ蹴り。タックルでかわしたユンは、テイクダウンに成功。マウントポジションを奪うと、パンチを連打。思わず後ろを向いてしまうマヌーフ。後ろから足をかけて引っくり返し、腕を取って十字を極める。これでマヌーフはタップ。韓国の応援団は、大騒ぎとなった。
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