| ケスタティス・スミルノヴァス | ホドリゴ・グレイシー | メルヴィン・マヌーフ |
| ブラックマンバ | 桜庭和志 | 秋山成勲 |


ケスタティス・スミルノヴァス

「(日本の印象)こんにちは。今回で日本は4回目なんですが、皆さん礼儀正しくて、大好きです。キャリアとしては、1991年、10歳の頃から柔術、柔道を学んできました。父が16年のキャリアの持ち主なので。プロとしてのキャリアは10年ほどですね。打撃ではムエタイを5年ほど学んできました。(桜庭選手の印象は)とてもいい印象があります。彼は一番強い選手、闘えるのは光栄です。彼の試合を沢山見ましたが、最後まで闘う選手ですね。対戦したときには全てに気をつけたいです。でも、私はオフェンシブに闘いますけどね。試合後どうなっているかはわからないです。試合の内容によって変わると思います」


ホドリゴ・グレイシー

「準備はいつもと同じです。それに柔術、キックボクシング、レスリングのトレーニングを加えました。ホイス達と一緒にトレーニングをしてきました。ファビアーノ・コーチについて、コンディションの面でも万全にしてきました。ダイナミックで動きのある試合にしたいですね。スタミナを強化してきましたので、最初から最後まで止まらない試合がしたいです。(大山選手の印象は)柔道、サンボをバックグラウンドに持っているとてもいい選手ですね。前に出てくる、気持ちの強い選手です。難しい試合になると思います。同時に、自分と闘えばファンが喜んでくれるようなエキサイティングな試合ができると思います。(大山のヘンゾ、ハイアン戦は見ましたか)その場にいました。2年前の試合ですから、オオヤマも2年前とは違うでしょう。それでも、参考になっているのは間違いないですね。完璧な試合をできる選手はいないので、ミスを逃さずにしたいですね。(UFCでホイスが負けたことにより、グレイシー一族の危機とも言われていますが)負けましたが、ホイスがUFCのベストファイターであることは事実です。35戦もしていれば、勝つことも負けることもあります。批判は気にしていません。グレイシー柔術を祖父が始めて、80年経ちます。闘い続けていく、成長し続けていくものだと思っています。自分たちはサムライスピリットを持っている、と聞かされているので、闘い続けます。リングに立つときはグレイシーとして、総合格闘家の両方の気持ちで上がります。グレイシーは総合のパイオニア、その名に恥じないような試合をしたいですね。(長い歴史の中で、グレイシー一族は大きくなりすぎたのでは)そのようには思っていません。全員がベストファイターではないですが、コーチとして支えてくれている親族は沢山います。自分が勝って、生徒やスクールが増えてサポートできれば、と思っています」


メルヴィン・マヌーフ

「(痛めた手の状態は)大丈夫だと思います。6ヶ月〜8ヶ月は痛みがあるけど、自分で大丈夫なら、試合は出てもいい、とドクターに言われたので。スローダウンしたパンチになるかも(笑)。試合になればわからないですけどね。(その状態でも勝てる自信がある?)痛みを感じながらの試合になるでしょう。プロですから痛みを感じるときもあります。でも、相手に自分の感じている痛みを倍にして与えたいですね。(ニュートンの印象は)彼の試合は1試合だけ見ましたが、昔の試合ですし、特に意識はしていません。変に意識しないで、感じるままに闘うだけです。みなさんが望んでいるように、ニュートン選手がノビている姿をプロとして見せたいと思います。いい試合になると思います。総合も練習してきましたので、全力を出せばいい試合ができると思います。ニュートン選手の柔術にも対抗できます。(他に気になる選手は)サクラバですね。勝っていずれは闘いたい。実現すれば光栄です。(体重制限に関しては)90kgを85kgまで落として、2週間前から準備しています。いい動きが出来ているし、パワーも感じています。(ルールの違いに関しては)問題ないです。ルールの違いは理解して出場しているので、全く問題ないですね」


ブラックマンバ

「前回と同じ剣を持ってこようとしたのですが、空港で引っかかってしまったので、今回はスティックを持ってきました。なにかしら武器を持ってきて、みなさんにお見せしようと思いまして。(宇野選手の印象は)危険な選手です。経歴を見ると、世界のトップファイターと闘ってきた選手。簡単な試合ではないですね。でも、全てを出し切ってKOしたいです。(グラウンドのトレーニングは)十分、出来ました。96年レスリング・オリンピック代表のコリン・デニスとラウンドのトレーニングを、カラブ・スターンスとサブミッション、マイケル・マクドナルドと打撃の練習をしてきました。全ての面でプロフェッショナルな選手とトレーニングできました。なので、問題ないですね。(ブラックマンバの由来)動物の名前を付けたくて、探していたらブラックマンバに。細長いけれど、強くしなやかな部分が、ファイトスタイル、性格に合っていたので。(所選手を倒して変化はありましたか)変化はないです。4歳から格闘技をやってきて、自覚を持っています。リングの外でも、プロの意識がありますから、トコロを倒したからといって『俺はすごい!』とか『相手に申し訳ない』といった感情はないですね。(インドでは)試合の放送はされていないので、誰でも知っている訳ではないですけど、雑誌に特集を組まれたり、小さいコミュニティーですが、少しずつ有名になってきてはいます。(勝ったときのパフォーマンスはなにか考えていますか)トコロのときもしなかったので、今回もしません。判定ならありえますけど、KOしたときにそれをするのは、相手に失礼です。プロとしていけない行為ですよね。(宇野選手を動物に例えるなら)ネズミですね。食べてしまう(笑)。バカにしているわけではなく、ブラックマンバはネズミを食う、という儀式の生贄に例えてです」


桜庭和志

「(今の心境は)明日が面倒くさいですね。ルールミーティングとか計量とか。体重は今、86kgを切っています。予定通りです。(相手のビデオは)見ました。力が強そうで、嫌な感じでしたね。対策はあまり考えていないです。始まってから、落ち着いて冷静にいけるように。(ルールが10分に変更されましたが)そうですか。時間は全然それでいいです。顔は蹴っていいんですか? なしですか。顔蹴られたことあるんで、蹴ってみたいな、と思いまして。(時間が5分延びたことは有利?)今までそれでやってきているので、やりやすいとは思います。でも、わからないですね、練習では5分でやっていたりするので。(早く試合がしたいですか)試合よりも明日がちょっと…。面倒くさいですね。(ルールミーティングで要望は出しますか?)変わるなら言いますけど、変わらないなら言いません。空気で変わりそうなら、言いますけど。(試合では)ハッキリ決着つけたいですね。一本なりKOなり、判定で他の人に決められるより、自分たちで決着を。(公開練習時、顔面への蹴りが出ていましたが)あれ、わざとですよ(笑)。でも、本番でついつい出るかも知れませんね。そしたら、謝ります。どうしても腰より下に顔があると、蹴りたくなるんですよね。シュートボクセでもそういった練習が多かったので、蹴ってしまうかも。ルール上ではどうなるんですか? 2回目でカード?(入場について)少し考えましたけど、そんなに面白くないですよ。(タイトルへのこだわりは)全然ないです。優勝とかベルトとか興味ないですね。試合に勝つことだけですね。万が一、もらっても返却します。(では闘い続ける理由は?)面白いからです。(若手選手の注目株は)ミシェル・ウィーでしたっけ? ゴルフの。16歳くらいですよね、すごいなーって思いましたね」


秋山成勲

「体調はまずまず、体重はまだ計っていません。大丈夫だと思います。(道衣に関しては?)金選手はK-1のリングにも上がってはいますけど、バックボーンは空手ですからね。リングが違いますけど、着て闘えればお客さんになにか伝えられると思います。要望ですけど着て欲しいですね。空手衣を掴んだことがないんで感触はわからないですけど。(ルールが10分になりましたが)素直に受け止めて、順応できるようにしたいですね。体的には大丈夫だと思います。イメージして対応するしかないです。スタミナ面では未知ですけど、大丈夫だと思います。気持ちを楽にして、集中力に余裕を持って出来るんじゃないですかね。そこまで左右されないと思います。(金泰泳選手とはやりにくい?)初歩の段階で教えてもらった人ですからね。相手は僕のくせとか知っているとは思うんですけど、それを意識しては苦になってしまうので、逆に生かせるような試合をしたい。(道衣は着ますか)着ます。普通に考えたら相手は着てこないでしょうけど。一度、脱いで闘いたい希望もあるんですけど、前もギリギリまで考えて着たので。今回も用意はしています。(空手家とのスパーは?)本当の空手家とはしていませんね。でも、キックボクサーとはしてきました。金選手は2、3年前から総合の練習をしていると思うので、総合の選手として見ないと。寝技もできるし、打撃も非凡だと考えています。(決め方は)打撃にこだわる必要はないです。それでも、少しずつ打撃に自信はついてきています。(キム・ミンスに総合のアドバイスは)えー!! マジすか!? 出場するの知らなかったですね。僕の試合より気になるじゃないですか(笑)。そうですね…、タックルのときにヒザに気をつけて、ダウン取れれば。ミンス選手はパワーがありますので、寝技に持っていければ。(向上した部分は)スピードですね。気にしながらトレーニングしました。ダッシュ、ランニングなど下半身の強化ですね。それがスピードを生むと思います。今までは重点を置いていなかったので。柔道は今以上のスピードはいらないので、転身した後、意識しました」

Copyright (C) 2006 HERO-S Mail to:
Copyright (C) 2006 G.T.Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真およびテキストの無断転載を禁止します。