ホンマン「思っていた以上に小さかった」

 ルールミーティング終了後、この日初対峙を果たしたエメリヤーエンコ・ヒョードルとチェ・ホンマンが、それぞれ囲み会見に応じた。囲み会見に先立ち、両者は報道陣の前でがっちり握手。記者たちが両者の身長差に驚くのをよそに、2人は笑顔で2ショット撮影に応じた。
 まず最初に囲み会見を行ったホンマンは、「ヒョードルは純粋な印象。そして、思っていた以上に小さかった」と、第一印象についてコメント。現在は「リラックスしている」と語り、ヒョードルとの一戦が「不安よりも楽しみのほうが大きい」と、人類最強の男を前にしてもまったく臆した様子を見せなかった。さらに、前日28日の成田会見でヒョードルが「殴って倒して叩きのめす、それだけです」と語ったことを伝え聞いても、「特に思うことはない」と意に介せず。「簡単にテイクダウンされない自信はある。倒されないようにするだけだよ」とうそぶいた。
 具体的な試合のシミュレーションは立てていないようだが、やはり勝機は打撃に見出している模様。ヒョードルが殴り合いきたらという質問には「それはいいことだと思う。そうしてほしいですね」と語り、「KOか一本で勝ちたいと思う」と勝利への意欲を見せた。


ヒョードル「想像したとおりの大きさ」

 一方のヒョードルは、「とにかくデカいですね(笑)。あのくらいのサイズの選手と闘うのは初めてです」とホンマンの第一印象を語ったが、「しかし、想像したとおりの大きさ。問題はありません。作戦を変えるつもりもありません」と想定内の大きさであることを強調。そしてなんと、「ひょっとしたら立ち技の試合になるかもしれませんね」と打撃勝負を示唆すると、「パンチが届くか? 試合が始まれば分かると思います」と余裕の笑みを浮かべた。
 218センチのホンマンに対し、182センチのヒョードル。勝負の行方はいかに……!?


青木「誰も見たことのないサブミッションを見せたい」

 そしてこの日は青木真也もシドニー五輪柔道銀メダリストのチョン・ブギョンと初対面。2ショット撮影時に時折刺すような視線をブギョンに浴びせていた青木は、「もっと韓国人っぽい顔をしていると思ったら日本人っぽいので、なんか国際戦という感じがしませんね(笑)」と、ブギョンの第一印象についてコメント。
 今回が総合格闘技初挑戦となるブギョンについての情報は皆無らしく、「海のものとも山のものとも分かりません。魚か肉かでも分かればいいんですけど……」と苦笑するも、「まあ、誰が相手でも自分らしく、全力で相手を叩きつぶしたいと思います。こういう舞台ですからいつも以上の気持ちはありますし、誰も見たことのないサブミッションを見せたいと思います」と堂々の一本勝ちを宣言した。
 緊張の度合いが増す大晦日『やれんのか!』。開催まであと2日だ!!■

<<“Dynamite!!協力試合”出場選手のコメント>>

 

»『2007.12.31 Dynamite!! | SPECIAL SITE』

»『FieLDS やれんのか!大晦日!2007 Supported by M-1 GLOBAL』実施概要
»

大晦日『やれんのか!』のメインイベントで相対する2人、エメリヤーエンコ・ヒョードルとチェ・ホンマンが初遭遇!

身長差は実に36センチ!! 報道陣からもどよめきが起こった
人類最強の男との一戦を前に「不安よりも楽しみのほうが大きい」と語ったホンマン
「ひょっとしたら立ち技の試合になるかもしれませんね」と打撃勝負を示唆!?
チョン・ブギョンに鋭い視線を浴びせる青木。「誰も見たことのないサブミッションを見せたい」と早くも一本勝ち宣言だ!

Copyright (C) 2007 HERO-S Mail to:
Copyright (C) 2007 G.T.Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真およびテキストの無断転載を禁止します。